先生はなぜ忙しい

2014.11.06

学校の先生は忙しい。

公立の小学校、中学校の先生は特に忙しい。

なぜだろう。

文部省によると毎月、学校が教育委員会に提出しなければならない書類がある。

市の教育委員会に提出するもの
児童生徒・学級数、転入・転出児童生徒報告
災害報告書(児童生徒の事故・ケガ)
市町村費非常勤職員に関する勤務状況報告
不祥事防止日常点検チェック報告
ごみの量調査(給食)

県・市の教育委員会に提出するもの
いじめ・不登校に関する児童生徒の状況報告書
長期欠席・出席停止児童生徒の報告書(該当月のみ)
スクールカウンセラーに関する勤務状況報告(相談内容を提出)
教職員の勤務状況実態報告(超過勤務時間数等の報告)

この他に教職員の研修・会議等への参加者報告等々さまざまな教育委員会への提出書類がある。

こうした書類は自治体によって、大きな差がある。

例えば愛知県一宮市の場合、小学校で年間469件、中学校で年間494件。

新潟県上越市の場合、中学校で年間316件。

神奈川県小田原市の場合、小学校で年間258件、中学校で292件。

神奈川県真鶴町の場合、年間191件。

そしてこうした書類の他に、校長会、教育研究会、生徒指導や進路指導の協議会などへ提出する書類などがある。

そこで文科省は、省内にプロジェクトチームを設置して、先生の負担をいかに軽減するかという対策を始めた。

まず最初に全国の小中学校に教職員の業務の実態を把握するためのアンケートを実施する。

まあ、確かにこれでもう一つ提出する書類が増えてしまうのかもしれないが、そこは許していただこう。

年内に調査をまとめ、来年3月までに対策を打ち出すことになっている。

先生が授業に集中できる環境づくりに、地域の協力も仰いでいく必要がある。



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