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では参議院外交防衛委員会はどうなんだ
2013.05.10
5分間のお経読みの委員会が開けなかったということで、参議院の川口環境委員長が解任された。
それでは参議院外交防衛委員会はどうなんだ、と言いたくなる。
今年の通常国会が始まってから、参議院の外交防衛委員会は、
3月
15日 理事懇談会
19日 理事懇談会
26日 委員会 所要2分 理事の補欠選任
4月
5月
7日 理事懇談会
8日 理事懇談会
9日 委員会 予算委員会からの委嘱審査
以上。
予算関連法案である在外公館設置法改正案は、3月22日に衆議院本会議で可決し、参議院に送られたにもかかわらず、法案の趣旨説明すら行われていない。
5月15日の深夜に予算が成立することになりそうだが、このままでは在勤手当の改定は予算が通ったのに法律ができなくて実施できなくなる。
ハーグ条約は、4月23日に衆議院本会議で可決し、参議院に送られている。これも全く何も審議が行われていない。条約は、衆議院が優越するので、このまま参議院外交防衛委員会が審議をしなければ、5月22日に自然成立することになる。
なぜ、参議院の外交防衛委員会がこれほど開会されないのだろう。
参議院の外交防衛委員会の野党筆頭理事が4月5日に記者会見で、衆議院の外務委員長が、総理の親書をNATOに持っていったことと、ハーグ条約をサミットまでに成立させるというような発言をしたことがけしからんと言っている。
しかし、衆議院の外務委員会では、その委員長の下、粛々と審議が行われている。
では、実際はなぜなのかというと...(続くかもしれない)