続 行列を無くす

2012.04.05

小泉政権のとき、杉浦法務大臣の下で法務副大臣を務め、杉浦大臣から入国管理局の担当を任された。

法務省始まって以来のキャリアの入管局長とともに、入国審査の待ち時間の短縮に取り組んで、かなりの成果を上げたと自負していたが、その時から気になっていたのが空港の保安検査場の待ち行列だった。

保安検査は法務省の管轄ではないので手を出せなかったが、それ以来、国土交通省の航空局や空港会社に散々文句を言い続け、ようやくこのたび、成田空港が対応することになった。

入管の行列もひどかったが、あれだけの保安検査の行列を見て見ぬふりをしてきた空港会社と国交省も凄い!

今年の3月15日から20日の間、成田空港第一ターミナルの保安検査場の最大待ち時間はなんと28分。検査そのものは平均20秒で終わることを考えると、かなり無茶苦茶だ。

保安検査の行列の短縮は簡単な話で、待っている間に鞄からパソコンを取り出し、ポケットから携帯電話や小銭入れを取り出し、上着を脱げるようにしておくだけでよい。

現在は、検査機の直前にしかテーブルがないので、検査を受ける直前に、各々、こうした行為をやらなければならないので、行列が滞っている。

だから荷物を滑らせることができる滑車付きのテーブルを、検査機のずっと前から用意しておけば、待ち時間にこうしたことを済ませてさっと検査機をくぐらすことができる。

ようやく空港会社が3月26日から、とりあえず普通のテーブルを七台ほど検査場に並べ始めた。(お気づきになっただろうか?)

4月25日から、滑車付きのテーブルが各検査レーン前に順次、並ぶようになる。(滑車付きテーブルは製作に3ヶ月の工期がかかるそうだ!?)

混雑が一番激しい第一ターミナル南ウィングは、現在の保安検査場のフェンスを移動して、ゴールデンウィークまでに検査レーンを一つ増やし、夏以降、さらに一つ増やす。

さらに、第三段階で、エリアを4割から7割拡大し、抜本的な拡張を実施する。

ヒースロー空港では保安検査場の待ち時間を、乗客の99%が10分以内としているが、改善後の成田空港はそれ以下の待ち時間になるだろう。

それでは気をつけて行ってらっしゃい。



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