- HOME
- » ごまめの歯ぎしり » 05自民党役職停止中 » 相模縦貫道、遅れる
相模縦貫道、遅れる
2011.08.05
相模縦貫道の開通が遅れる。
西久保から海老名ジャンクションまでは用地取得が100%。今年の7月6日に最後の土地収用の明け渡しが終わった。ちなみにこの土地は明治の頃、一筆を約130人で共有していた土地で、今や相続により800人を超える権利者が発生し、名前はわかっても、どこに本人がいるか特定ができず、土地収用となった。
しかし、こういうときの供託金は、そのままずっと供託されたままになってしまうのだろうか。
この区間は、本線が東海道新幹線をまたぐ部分の工事がネックになる。走っている新幹線に影響を与えないようにくい打ち作業ができる時間帯は、1日約四時間。しかし、必要なくい打ち作業は一本四時間で終わらない。必要なくいの数は数十本に上る。相模線がJR東日本、新幹線がJR東海と会社が違うので、工事のための両社間の協議も必要になってくる。
この工事のため、西久保・海老名間の供用開始はずれ込みそうだ。
海老名インターから相模原インターまでの区間は用地取得率が99%。残り一個所も、諸般の事情で土地収用になるようだが、土地収用手続き中。
相模川左岸の川沿いで埋蔵物調査が行われているが、こちらは平成24年度中の供用開始は予定通りの見込み。