持ち時間5分

2011.06.20

赤坂のBizタワーの30階にあるトムソンロイターのオフィスで開かれた「ロイター日本再生サミット」に招かれる。

ロイターサミットというのは、ロイターが世界各地でそれぞれのテーマでオピニオンリーダーを連続インタビューし、世界各地にその内容を記事、写真、映像で発信するイベント。

今回は日本で、震災からの復興をテーマに3日間開催され、その1番手が河野太郎だった。

僕の持ち時間は50分で、その前に写真撮影、持ち時間の後に名刺交換というプログラムなのだが、どのぐらい最初に話せばよいですかとたずねると、では5分ぐらい。そして45分が質疑応答。

海外に出ると、1時間ものだと最初に15分あるいは20分話をしてそれから40分ないし45分の質疑応答というのが標準。

逆に国内だと、では50分話をして最後に10分の質疑応答。

海外だとわっと手が上がるが、国内だと最初に手が上がるまで時間がかかる。

英語で質疑をやるのは厳しいこともあるが、直接興味があることに答えられるので、なれればむしろこっちの方がやりやすい。国内式だと手が上がらなかったらどうしようと、ちょっとどきどきしてしまう。

質問が多いかと思って40分で話をやめたら質問が出なくて早あがりになってしまったりすると、話がつまらなかったのかとがっくりくる。

その反面、核燃料サイクルの話など、それなりに時間をもらわなければ話ができないわけで、では5分といわれても困る。

先週の初めから、中南米大使の朝食会、金融機関のセミナー、北野誠さんとのトークライブ、戦略セミナー、NGOのセミナー、サンデースクランブル、介護施設での勉強会、ロイターサミット、ワイドスクランブルと原子力関連の話が続き、明日からも金融機関のセミナー、CSISとの意見交換会、みんなの党の勉強会、スマートグリッド研究会、雑誌の対談、スポーツ学会の講演、大使館の朝食会、高校での授業等が続く。

いかにわかりやすく原子力に関連する話を説明できるか、それに本の原稿も書かないと。



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