自由民主党エネルギー政策議員連盟

2011.06.08

来週火曜日の午後4時、自民党本部にて、自民党のこれまでのエネルギー政策を転換しようとする議員連盟が立ち上がります。

私も四人の共同代表の一人に就任します。

この議員連盟は、現職の自民党の衆議院議員、参議院議員だけでなく、自民党の選挙区支部長、つまり、次の総選挙の自民党の候補者にも門戸を開いています。

あなたの地元の自民党の国会議員、候補者は、この議連に参加していますか?

『自由民主党エネルギー政策議員連盟

我々自由民主党は、1955年以来半世紀以上も政権の座にあり、日本の原子力政策を最初から担ってきた。石油のほぼ全てを輸入に頼る我が国が、石油に依存しなくても済むエネルギー体制をつくろうと原子力の平和利用に着手したことは正しい選択であったといえるだろう。

しかし、福島第一原発の事故で明らかになったことは、長期政権時代に原子力政策を一貫して担ってきた自由民主党の責任である。自由民主党は、その責任を認め、批判を謙虚に受け止め反省することなしに、国民の信頼を回復することは出来ない。

ここに、自由民主党自身の責任と反省、二度とこうした事故を繰り返さないという決意を表明する。

そして、この原発事故の後の日本のエネルギー戦略を、地震・津波に耐え、日本経済の発展・成長の基盤となる新しいエネルギー戦略を構築する決意もここに重ねて誓う。

我々は、次の観点から、我が国のエネルギー政策を見直していく。それが自由民主党の責任である。


国会の下に福島の事故に関する独立した調査委員会を設置する。
今後の原子炉の新規立地を見合わせる。
既存の原子炉は、徹底した安全の確認をした上で運転を継続する。
地域独占や送発電一体といった電力業界の再編成、総括原価方式の見直しを視野に入れ、電力提供体制を見直す。
再生可能エネルギーの導入を促進する。
石油、天然ガスの安定供給の確保を図る。
以上』



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