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変なニュース
2011.05.19
夕方、変なニュースが流れたらしい。というのも、そのものを僕は見ていないのだが、マスコミから、いろいろと連絡が入る。
河野太郎が反原発で騒ぐので、大島副総裁が、河野太郎に思い上がっているといって怒った、という内容らしい。
まず第一に、河野太郎は反核燃料サイクルだって。未だに反核燃料サイクルと反原発の違いがわからないキャスターにも困る。
大島副総裁は、先輩に対する礼節を欠いているところがあったといって、僕を叱っている。大島副総裁には、初当選以来、ずっと叱られているが、政策が違うからとか、それを強く主張したからといって怒られたことは一度もない。
大島副総裁は、顔がうちのオヤジに似ているので、叱られてもあまり違和感がない。(こんなことを言うと、だからお前は反省が足りないんじゃ、バカモン、とまた叱られそうだが)
ほめられたほうは、大島幹事長で戦った参議院選挙の時、幹事長代理として三役が入れないところに連日、応援に入り、選挙後によくやったとほめられた記憶がある。ほめられた記憶は、この1回しかないかもしれないが。
今日は本会議もあったし、ずっと議員会館にいたのだが、この件で、取材もない。やっぱり変なニュースだ。
さて、原発も問題だが、地球温暖化対策に関する我が国の取り組みも問題だ。
官庁の縦割りに翻弄されて、非効率で相互の連携も薄いというものが多々ある。
例えばエコマークとエコリーフ。エコマークは環境省だし、エコリーフは経産省だ。
エコリーフはISO14025で、社団法人産業環境管理協会、エコマークはISO14024で、財団法人日本環境協会。
カーボンオフセットは環境省地球温暖化対策課で、社団法人海外環境協力センター、カーボンフットプリントは経済産業省環境政策課環境調和産業推進室で、社団法人産業環境管理協会。
そういえば、環境省の傘下にも財団法人産業廃棄物処理事業振興財団と財団法人日本産業廃棄物処理振興センターと財団法人廃棄物研究財団があって、財団法人産業廃棄物処理事業振興財団は廃掃法で産業廃棄物適正処理推進センターに指定されていて、財団法人日本産業廃棄物処理振興センターは電子マニフェストなどをやっていて、財団法人廃棄物研究財団は、廃棄物の研究をしている。(この段落、ちょっと目がちかちかする!)
SCOPE3の関係の会議も、環境省と経産省が両方それぞれやっていて、中にはダブって出席している人たちもいる。
全体の司令塔が政府内に必要だ!!