外国の報道と外国からの支援

2011.03.21

震災以来、外国からのメディアの取材を受け続ける。
今朝の最初はBBCインターナショナルのラジオからの取材。

ウェブ上に、「日本政府はパニックを防ぐためにわざと嘘をついている」という記事が出ているが、どう思うか?

はぁ!? コメントするのもばかばかしいが、ラジオのインタビューに答える。だいたい、誰がどんな媒体に書いているのかもわからない。「東電の対応はなっていないし、官邸のホームページはまだ一元化されていないし、保安院と東電はばらばらに記者会見やっているし、対応はまるでなっていないが、彼らは嘘はつかない」。

日本人は政府の対応を全く批判していないが、これはおかしいのではないか。

「あのね、何十万人がまだ避難している時に、批判している暇があったら、日本人は水と食糧とガソリンを届ける」。

しかし、民主主義に批判は必要ではないのか。

「そのうち政府の対応を検証する時期は来るが、今はそれよりも水と食糧とガソリンだ」。

官邸の四方国際報道官に電話して、BBCのラジオの取材のことを話して、この記事を検索してもらう。すぐに返事が来る。あまりにばかばかしい記事なので、ほっておくことにする。さすがに他のメディアは取り上げなかった。BBCって、マードックに買収されたのか!?

次は、フランスからの救助隊がせっかく来日したのに日本政府から要請がないと言っているが政府の対応をどう思うか?

確認すると、どうやらフランスの救助隊が防護服を提供すると申し出たのに対し、日本側が防護服のスペックは何かと確認しているらしい。どうもフランス側にすれば、日本側は細かすぎるのではないかということらしいが、日本側にすれば、どれだけの放射線に耐えられるかもわからない防護服で作業をさせられない、ということ。

せっかくの好意できてくれたフランスの救助隊なんだから、もっと活躍ぶりを報道してほしいとコメント。

ちなみにこれまで援助隊が来日して活動してくれた国は、韓国、シンガポール、ドイツ、スイス、アメリカ、中国、イギリス、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、台湾、モンゴル

まだ活動中なのは、フランス、ロシア、トルコ、南アフリカ

今後来日予定は、ネパール、パキスタン、フィリピン、スウェーデン、ルクセンブルク

これまで援助物資による支援をしてくれた国は、中国、台湾、モンゴル、インド、カナダ、モルジブ、タイ、インドネシア、シンガポール、ロシア、韓国、ウクライナ、フランス、イスラエル

米海軍の空母ロナルドレーガン、巡洋艦チャンセラーズビル、カウペンス、シャイロー、駆逐艦プレブル、フイッツジェラルド、ジョンSマケイン、マッキャンベル、マスティン、カーティスウィルバーは、仙台北方海上で活動中。米海軍のヘリは仙台沖の小島や孤立した被災地に16トンの物資を運搬。

偵察機器を設置したFA-18は被災地上空で6万1千枚の画像を撮影し、海上自衛隊と一緒にSOSや被災者がいないかを解析。揚陸艦エセックス、ジャーマンタウン、ハーパーズフェリーと海兵隊第31遠征隊は、八戸から大船渡、釜石付近で、上陸用舟艇とヘリで緊急物資を荷揚げ。

揚陸艦トーテュガと補給艦マシューペリーは、ロナルドレーガンやエセックスに物資を再補給中。P-3一機が被災地の港の状況を調べるために海上自衛隊とともに偵察飛行中。揚陸指揮艦ブルーリッジと補給艦ペコスも再補給のために長崎から移動中。

ありがとう!!

今日はその他何件かの外国のラジオと新聞の取材。それと海岸沿いの避難所から被災者を待避させるためのバスの手配と避難所への物資の搬入のためのトラックの手配。ガソリンの状況と相模線の状況の確認。箱根が待避者を受け入れる準備をするのでその費用負担を国ができることを確認。どこどこの市の病院に医薬品がないという情報があり、その市の全病院に確認してもらう。数日前の情報だった。

夜遅く、ウォールストリートジャーナルから電話。明日、取材を受けることにする。



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