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決められない!
2011.01.05
新しい年が動き出しているが、通常国会の召集日は依然として決まらない。
議運の理事に尋ねても、27日以降になるんじゃないか、というような感じだ。予算や予算関連法案の審議が大変なのがわかっているのに、1月末の国会召集というのはおかしいのではないか。
たしかに予算は衆議院で可決後に30日で自然成立する。しかし、税法や特例公債法をはじめとする予算関連法案を成立させるためには、予算を含めた与野党の協議と妥協が必要だ。
だから予算だけ成立し、関連法案を協議しましょうということにはならない。社会保障に関しての与野党協議を始めるというのも必要だが、まず来年度の予算と関連法案を議論しなければならない。
政府や与党は予算審議のためにも召集を早く決めるべきだ。なにもせず、小沢問題だけをブチブチ言って召集日が遅れました、予算成立が遅れましたでは景気の立て直しができない。
愛知県の知事選挙は、自民党分裂選挙になってしまった。2人の候補者にそれぞれ応援が入る状況だ。しかし、総裁が特定の候補者の応援に入るならば、党本部による機関決定があるべきだろう。
県連が推薦をしたから、党本部の決定もなく総裁以下が応援に行きますというのでは、党としての意思決定を放棄したことになる。かつて中川幹事長、石原幹事長代理時代は、県連の意思決定があろうとも党本部は平気でそれをひっくり返した。県連が決めたから仕方なくやりますというのでは、党本部の選対の意味がない。