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愛知県知事選挙
2010.12.22
愛知県に応援に入る。
07:45 刈谷駅北口・南口
10:30 金山駅南口
11:10 大須商店街
11:50 パルコ前
12:30 栄三越前
昼食 矢場とん本店で鉄板とんかつ
14:00 名古屋駅東口ロータリー
政令指定都市と都道府県の二重構造の問題は、わが神奈川県でも大きな問題だ。特に神奈川県は、横浜、川崎、相模原と三つの政令指定都市を抱え、県議会の三分の二は政令指定都市選出というゆがんだ構造になっている。
愛知県と名古屋市の二重構造と同じ状況は京都市と京都府、仙台市と宮城県のようにほとんど全ての政令指定都市が直面している問題だ。大阪市と大阪府も全く同様だ。
国はこれまでこの問題をずっと放置してきた。それならば、それぞれの地域が独自のやり方でこの問題を解消しようという試みを邪魔すべきではない。
大阪圏や愛知圏は、もはやこれ以上、東京の背中をみて走るべきではない。大阪や愛知の相手は上海であり、香港であり、シンガポールであり、ドバイ、ムンバイだ。成長するアジアと互角に戦うために、大阪、愛知がどうすべきかというのはそれぞれの地域が決めることだ。
地域が決められることは地域が決める。そのために必要な権限と財源を地域に渡し、国は外交、防衛、金融、年金などの社会保障等、国としてやるべきことに専念すべきというのは昨年の総裁選挙で私が訴えた自民党が目指す日本の将来像だ。
地域を活性化するためにどんなアイデアを持っているかで地域のリーダーは選ばれるべきであり、永田町や霞ヶ関とのパイプの太さで選ばれる時代ではない。
愛知県知事選挙の関係で、自民党の代議士が党から除名されたという事実はない。また、自民党本部が特定の候補者に対する推薦あるいは支持を決定したという事実もない。
党本部の党紀委員会が、愛知県知事選挙の関係である代議士を除名するという決定をしたとマスコミに報じられたことはあるが、処分に際しては当該代議士に対して弁明する場を与える等の党のルールを全く無視した形で行われた決定であり、除名処分は成立していない。
県連が推薦を決定していると言う人がいるかもしれないが、県連が推薦決定して党本部に上申した都道府県知事候補者に関して、世論調査で一定以上の差で負けている場合は、党本部が支持、推薦することはない。
私も石原幹事長もかつてその当事者だったことがある。
今回、それを覆してまで、あえて党本部がなんらかの支持や推薦を出す理由はない。
自民党大阪府連は、府連会長の過ちで崩壊の危機にある。その失敗を繰り返してはならない。