隠される八ッ場ダム情報

2010.10.01

前原国土交通大臣の頃の話である。
9月14日の記者会見で、次のように前原大臣は大見得を切った。

2010年9月14日 前原大臣会見要旨より一部転載

(問)
 八ッ場ダムの関連ですが、..ダム差止めの住民訴訟をやっている原告団の弁護人の高橋さんという弁護士さんが、大臣あてに質問書を出して、...基本高水の算定根拠になったデータを公開すべきではないかというこの..点について..大臣は..その指摘についてどのようにお考えなのかそれぞれお聞かせください。

(答)
...また情報公開については徹底的に行っていきたいと考えておりますし、...

(問)
 とすると、大臣のリーダーシップで情報は速やかに公開されると期待してよろしいのでしょうか。

(答)
 できる限り、特定の情報について開示要求をされていると思いますが、できるだけ私は情報公開はしていかなくてはいけないと思っておりますし、特に基本高水というような中核をなす数値がどのような条件でまとめられたかということについては当然ながら開示をしていくべき話だと私は思っております。

全文は
http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin100914.html

前原大臣は、「基本高水というような中核をなす数値がどのような条件でまとめられたかということについては当然ながら開示をしていくべき話だと私は思っております」とはっきり言い切っている。

だから影の行政刷新相としては、国土交通省の関東整備局にデータの開示を要求した。関東地方整備局は、大臣が記者会見でそう言ったのは知っているのでしかるべく対処すると言う。が、その後、なしのつぶて。

で、前原大臣が替わり、新大臣になったとたんに、関東地方整備局は、開示すると国民に混乱を及ぼすので開示しないと言い出した!

だから検察に外交をやらせたりするから、出先機関の課長が大臣の判断を無視して、国民の将来を考えると非開示みたいなことをするようになるんだ。

本会議で、馬淵新大臣に直接、データ開示のお願いをしたから、データは出てくると思うが、大臣の判断を課長がひっくり返したりするのが政治主導の内閣で平気で行われるということに、びっくり。

よっぽど自民党時代にでたらめな数字を作ったのか(でも、それならば民主党は喜んで出すはずだ)、八ッ場ダムの建設中止にとって著しく不利な数字なのか(それならば民主党政権は必死で隠すだろう)、どちらかのはずだ。

検察が外交をやり、課長が大臣の判断にダメ出しをする、どうなっているんだ!?



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