忍び寄る本当の危機

2010.06.16

参議院に野党から提出された問責決議案を野党が撤回しない限り、本会議を開かないと与党が通告してきた。

参議院では社民党が問責決議案に賛成して可決されてしまうことをおそれているらしいが、だからといって本会議を開催しない、しかも国会の会期の最終日に閉会中審査の手続きもしないで参議院を閉じるのは民主主義の否定だ。

ヒトラー率いるナチスが国会で多数を取ったら国会の機能を多数決で停止させたようなものだ。

これだけの暴挙は、さすがに朝日新聞のあの3人組もきちんと報道するだろう。

北朝鮮と日本の国会があまり違わなくなってきた。小沢独裁もひどいが輿石独裁も相当ひどい。

ちょっとまじめに与野党で、国会機能を回復させる協議をしなければ、これから先、政治がどんどんおかしくなる。

この危機感が国民にきちんと伝わるような報道をメディアはしているだろうか。



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