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労働なき富は社会の大罪
2010.01.29
本会議で四演説。
菅大臣の演説が官僚のバリバリ作文であることに比べると、総理の演説は、まだ自分の言葉で語ろうとしている。
ただ、今のこの時期に、なにも「労働なき富は社会の大罪」なんてことを演説で言わない方がよいのではないか。お母様から巨額の贈与を受け、「労働なき富は社会の大罪」。ちょっと違和感あるのではないか。
この四演説を、衆議院でやって、参議院でもやる。一言一句変わらずに。無駄なことだ。
衆参両院の議員が、一つの議場に集まって演説を聴けば、一度で済む。アメリカ大統領の一般教書演説もそうだ。
ワシントンに留学していた頃、レーガン大統領の一番教書演説があった。大学一年生の大半が、寮のテレビの前に集まっていた。一般教書演説など聞いたこともなかった僕は、なにかメジャーなスポーツの試合があるのかと思い、一緒に座り込んだらState of Unionと言われ、ぽかんとした。大統領が議場に登場し、演説を学生が食い入るように聞いていたのを見て驚いた。
共和党だけでなく民主党の議員も演説中の立ち上がって拍手を送る姿に感動した。今の小沢民主党の一年生の北朝鮮的な拍手は気持ち悪いが。
四演説を夜、テレビの生中継を入れて、本会議を開いてやるのも一つの方法だろう。
約束通り、某政府機関、天下り問題で説明に来る。天下り七団体、全部対処しますと方針を明確に打ち出す。ほぉーっ。まずはお手並み拝見。
天下り問題と並列で、役所のキャリアパス問題を解決しなければならない。
道路保全技術センターについては、国土交通省が告発、損害賠償、指名停止の準備を進めていることを確認。さらに、責任を取って解任されたトップが国土交通省所管の公益法人をわたらない、わたらせないことも確認。
予算委員会の質問は、この件ではこれだけのことを一つ二つの見逃しとうそぶいた道路局長の責任に集中させる。
この件は、馬淵副大臣にあらかじめ質問を渡し、打ち合わせする。
それ以外の質問に取組始める。