党大会
2010.01.25
自民党の最高意思決定機関は党大会だ。しかし、現状の党大会は意思決定をしていない。たしかに新綱領の採択などの手続きはしている。しかし、機能していない株式会社の株主総会のような党大会になってしまっている。
半日だけの式典中心の党大会から、何日かかけてガチンコで政策議論をする党大会に変えていきたい。というよりも、そういう党大会ができる党に変えていきたい。
そのためには、自民党が何を目指すのかがまず、はっきりしていなければならない。
そして、その目指すものを共有して党員が集まるという党にしなければならない。
後援会や業界・団体の部族連合の自民党では党大会で、政策の議論をガチンコでやっても結論が出ない。
与党であっても野党であっても党の理念に共鳴して、党費を払って自分の時間を使って活動をする党員を集める政党にならなければいけない。
各地域の党員の代表が集まって、党の政策を党員の代表が議論する党大会にしなければならない。
一つ一つの政策に詳しい議員や党員がきちんと議論し、その内容が一般の党員にきちんと伝わる党大会にしなければならない。
地域の代表として、代議員として出席する党員の他に、一党員にも門戸を広げ、党大会を見に来る党員のためのイベントや説明会も用意されるべきだ。代議員ではないが一党員として党大会を見に行こう、議員のスピーチを聞きに行こうという人が大勢出るような、内容のある、そして楽しい党大会にしなければならない。
前例踏襲ではなく、新しい自民党の党大会を作りたい。