委員長職権

2009.07.14

不信任案提出を受け、一時から本会議。
臓器移植の採決後で本当に良かった。
鳩山代表、岡田幹事長に感謝。

21日に解散ということになると、外務委員会の定例日は明日と金曜日の2日しかない。

何とか委員会決議ができないかと画策する。
事務方は、そんなん無理です、両筆頭も開けないといっておられるし、第一、理事懇すら開けません。

理事会開けないと委員会できないの?
いや、理事会は委員長の諮問会議みたいなものだから、理事会なくとも委員長が委員会はセットできますが。
それなら委員長の職権で、委員会はセットしよう。
そりゃ、法規上はそうですが、普通は野党が応じないので与党の意を受けて委員長がセットするんです。
ま、普通はそうだが。

僕の考えは、この際、無茶でも委員長職権で金曜日に委員会をたてる。与党は国対が駄目だろうが、野党がみんな揃えば、与党の外務委員を一本釣りして定足数を満たして、政府答弁の修正を求める委員会決議を提案して通す。全部うまくいけばできるだろう。

そんなん無茶ですと委員部は言うが、無茶でもできる可能性はあるだろう。

が、不信任案提出で、野党が一切国会審議に応じないという。
しかし、参議院は問責決議案が可決されてしまうが、衆議院は不信任案を否決するので、野党は寝てしまう理由がないはずだ。

民主党の近藤筆頭に、むしろ野党の要請で委員長がここまで頑張って、京都まで行って村田元次官の了解も取り付けてきて、今になって不信任案を出したから駄目ってのはないだろうというが、国対がだめだから無理。武正理事もうーん、と弱気。
そんなこと言うなら、こっちの国対なんか最初からもっと駄目だ。

本会議で民主党の安住国対筆頭に直談判するが、選挙のあとにじっくりやろうよとてんで駄目。

与党が出てこないのに、野党が出てこなくちゃ、定足数も足らなくなるから委員会は開けない。あと一歩なのに、無念。

外務大臣が、記者会見で、委員長一人が調べたもので答弁を修正するというのは云々とおっしゃったようだ。なんかそんなもの絶対ありませんというのとは違ってきた気がするが。

密約なんかありませんという部分は維持しておいて、交換公文の解釈が日米で違っていました、その違いを埋めずにずっと来てしまいました、という答弁もあるのではないかと思う。
(どう、外務省?)

残念ながら外務委員長の仕事もここまでのようだ。しかし、大臣、副大臣、政務官の六人はまだやれる。どうです?



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