臓器移植法改正案(A案)可決
2009.06.18
本会議で臓器移植法改正案の採決。
採決はA案から提出順にBCD案の順番。
どの案でも可決されたらそこで採決は打ち切り。
A案の最高司令官は中山太郎代議士、前線の総指揮官は山内康一代議士。
山内康一代議士は、四百八十人の与野党の衆議院議員全員の名簿を前にして、患者会や家族会、医学会の方々と一人ずつ、毎日のように票読みをしてきた。
第一議員会館五階の山内事務所は前線基地の様相で、毎日、票を固めに関係者が集まり、散っていっては戻ってきて票読み。
僕も、渡辺喜美代議士から電話があれば、臓器移植法の話をして、その結果を山内代議士に報告を入れる。
誰と誰と誰を確認して下さいという名簿が出てくると、早速、そこにあたる。
誰々はOKと報告をすると、はい、そのとおりですとダブルチェックした返事が返ってくる。
まるで総裁選挙なみだ。
いろんなメディアが盛んにアンケートをしているが、A案が百五十票、D案が五十票、無回答が二百人のような結果。
そんな中で、A案は、採決日が決まったときには、二百二十一までは本人確認がきちんとできていて、共産党が棄権するならば、あと何票必要というところまで落とし込んでいた。
テレビや新聞が、連日のように四案とも過半数取れる見込みはないなどといっていたが、そんなことは最初から全くなかった。なぜ、ああいう報道が出たのか、さっぱりわからない。
本会議後に、記者会見を設定しましたというので、おいおい、大丈夫かと心配するが、山内代議士は、絶対大丈夫だと確信があったようだ。
投票総数四百三十。棄権が五十人。賛成263票、反対167票でA案可決。BCD案は採決せず。
これでA案は参議院に送られる。まさか都議選と同日選挙で来週解散てなことにはならないよね。
山内康一代議士のブログ
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-d761.html
臓器移植法改正案(A案)投票結果
賛成 263
自民 202
民主 41
公明 12
国民新等 2
無所属 6
反対 167
自民 77
民主 65
公明 18
社民 7
投票せず 47
自民 24
民主 6
公明 1
共産 9
国民新等 5
無所属 2