八千人の海兵隊削減
2009.04.03
外務委員会がグアム移転協定の審査を始める。
宜野湾市で普天間基地のヘリコプターの音を聞きながら暮らしている安次富修代議士の、わがままといわれても普天間基地の返還を、という訴えは心を動かす。
その反面、八千人の海兵隊のグアムへの移転は、海兵隊の定員を八千人削減することであって、実数を八千人削減することではないという政府側の答弁。
アフガニスタン、そしてイラクの戦争後、沖縄の海兵隊の人数は約一万三千人。今回の削減で定員を一万八千人から一万人に削減すると、現在の一万三千人から一万人に三千人削減、ということかもしれない。
海兵隊の八千人と同時にその家族九千人もグアムに移転とされているが、これも定員が八千人削減されると家族が九千人それと同時に減るということ。現状では沖縄に海兵隊の家族は八千二百人しかいないから九千人の削減は物理的にできない。
アメリカ議会がこの移転予算を承認しなければ、日本はどうするのかという質問に対し、北米局長も国際法局長も煮え切らない答弁。午前中、しばしば委員会を止め、政府にきちんとした答弁をするように求める。
今日は朝八時から米日財団の理事会。途中で抜けて8時50分から外務委員会理事会、9時から委員会。午前中は12時30分まで委員会。1時から本会議、2時に本会議終了と同時に委員会再開して午後5時まで。5時から理事懇で北朝鮮がミサイルを発射した場合の理事会の対応について協議。(12時半に議長から呼び出しがかかり、あんパンを二個ひっつかんで議長応接室へ。議長と話しながら失礼してあんパンをくわえる。夕方、腹減った。)
6日は朝七時半に羽田空港に集合して沖縄に公式視察。8日は参考人招致と引き続きの審議。