日経新聞の後押し
2008.01.07
日経新聞が、一面で年金改革の提案をしている。
ほおっと思って読んでみると、なんのことはない僕の二年前の総裁選挙の提案と全く同じ!!
あの時、日経新聞なら年金改革の重要性を理解してくれるかなとすごい期待をしたのだが、日経の政治部は年金制度を理解していなかったようで、質問は、ところで二十人は集まりそうですか?
二年遅いよ。
亀井善太郎代議士が核心の一言、日経新聞は移行のところ逃げましたね。そう、これまで未納だった人を新制度でどう処遇するのだろうか。解説では、制度切り替えの時に過去にさかのぼって未納分を支払える特例などと書いてあるが、それはちよっと現実的ではない。
さらに二階建ての報酬比例年金への移行部分があいまいだ。基礎年金の企業負担分は二重の負担の解消に充てる必要があるのではないか。
とは言っても、ここは難しい論点であるので、更なる議論が必要なのはこちらも同じ。我々と同じ提案をしてくれたことを素直に評価し、我々の方向性の正しさに自信を持ちたい。
土壇場で明日の本会議が決まる。