渋滞緩和策
2007.09.10
西湘バイパスの復旧は、おもいのほか大変そうだ。
上り車線の確保のためにシートパイルを打ち込むが、今回のこの距離をこの作業で確保するのは大変だ。作業完了前にもう一つ台風が来るとえらいことになる。
全線復旧に関しては、従前に戻すのか、あるいは橋梁のような新しい方向で直すのかの検討からやることになる。今まででも何度かダメージを受けているだけに、ただ、元に戻せばよいということには異論もある。新しい方式でというならば、三年がかりで復旧ということもありえる。
二宮町、大磯町からの国道一号線の渋滞緩和という強い要望に応えて、並行する小田原厚木道路の全線無料化が決まった。長距離の通行をそちらに振り向け、短距離の移動は西湘バイパスの上り車線を一車線ずつ使ってしのぐことになる。
西湘バイパスの通行止め区間に対応した小田原厚木道路の区間解放という意見もあったようだが、西湘バイパスの利用者の中にはかなり長距離を走る車も多く、大磯-二宮間の無料化では渋滞緩和には至らないという判断で、国土交通省に決断してもらう。