比較できないほど

2007.05.22

政審にエネルギー年次報告(エネルギー白書)がかかる。
三百ページを超える大部な年次報告で、エネルギー価格がどうのこうの、諸外国の政策がどうのこうのといろいろ書き連ねるが、三百数十ページのどこをみても日本と外国のエネルギー価格や電力料金やガソリン価格の比較がない。
今年の白書は原油高のことをいろいろと重点的に書いているというならば、海外と日本の料金、コストの比較を載せたらどうかと発言すると、まあエネルギー庁から族議員までが一斉に、後ろ向きの発言を繰り返す。
よーするに、そんなに日本のコストが高いということなんだろう。

ある議員曰く、ぼくはフランスに住んでいてフランスのガソリンは高いと思ったがそれはそこに住んでいたからわかることなんで、数字だけを並べても仕方がない、とか、ガソリンは税金がたくさん入っているからそこをどう考えるのか検討しないととか。あほか。
そんなことを言っていれば、何一つ、国境を越えて値段の比較はできないことになる。

つまり、この白書でわかるのは、海外との比較を出せないほど、エネルギー業界(と族議員)に日本の消費者は食い物にされているということ。

闘論、永田町といえば、山本一太が司会する若手議員の討論番組だが、参議院選挙を前に山本一太抜きで番組をやらねばならないということで、誰か相手を捜して教育問題で闘論してくださいと依頼が来る。
教育問題ならば、一緒に提言を出した勉強会の事務局長の山内康一を指名したのだが、これが大失敗。
意見がほとんど同じなので、闘論にならない。対談、永田町で終始してしまった。
どうも失礼しました。(途中で昨日の話をぶちまけるという選択肢があったかもしれないが、それはちょっと...)

あるテレビ番組から、社会保険庁改革の与党案と民主党案を比較するのでと出演以来が来るが、元々納得しているわけではないので、厚生労働部会長の石崎岳代議士をご紹介する。
年金の支給漏れを支給漏れではない請求漏れだと強弁する社保庁を弁護するつもりは全くないし。
コンピュータで氏名、生年月日、性別の三情報で支給漏れの対象者を絞り込むことを何で社保庁がいやがるのかもわからないし。
マイクロフィルムからの転記ミスが百万件に九件発生しているならば、どういうときにミスが発生しているのかもう少しきちんと調べて、ハイリスクグループを徹底的に再調査することも必要だと思うし。
社保庁、なんかおかしくないか? って、そりゃ、おかしいよね。



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