第3回JALN

2007.05.04

ヨルダンのアンマンで第三回のJapan-Arab Leadership Networkを開催。
一昨年にヨルダンのアカバでの開催を決めたが、昨年は直前にAIPU(Arab Inter-Parliamentary Union)の都合でキャンセルになり、今回は仕切り直し。

が、実は開催直前に、今度はヨルダン議会から開催日変更の打診が来る。日本側は、この連休しか確実に海外に出られないため、変更は出来ないと返事するが、先方からはキャンセルしたいとの連絡が来る。
昨年参加してくれたメンバーのうち、改選を迎える参議院議員以外の多数が貴重なゴールデンウィークに欧米や中国ではなく中東の会議に参加予定にしてくれている中で、二年続けてドタキャンになれば、その影響は重大だ。

困ったときのアワダラー(ジョージタウンの一年先輩で、閣僚を経て国王の首席補佐官)頼みで、下院議長に対し、国王がこの会議の開催に重大な関心を持っていると連絡してもらう。
どうも同じ時期にインドネシアで開かれるInter-Parliamentary Unionに下院議長が出席しなければならず、こっちの会議に参加できないため、この会議の時期を変更させようと画策したらしい。
国王のご関心とあれば変更は出来ず、開催決定。しかし、今度は国王のご意志で開催地がアカバからアンマンに。

4月27日夜、羽田発関空経由ドバイへ。
一行は、松本純、鈴木けいすけ両代議士と国際大学の信田教授、そして今年からわが事務所の中東担当のマゼン・アブダリ。

4月28日
ドバイで三井物産戦略研究所の榊原氏と合流。
アブダビ在住の盛正純氏(わが事務所のスタッフのお兄さん!)のアレンジで、アブダビのエミレーツパレスでアブダビの首長の官房長官役とアブダビの開発計画を担当する補佐官(ジョージタウン卒!)とアブダビの将来計画について意見交換。
ちなみにアブダビはルイスアンドクラーク大学卒が結構多く、信田教授が喜ぶ。
その後、安倍総理夫妻が泊まられるスイートの部屋を見学させていただく。総理宛にメモを置いておこうかと思ったが、それではまるでセキュリティが無いみたいなのでやめておく。

4月29日
ドバイ発アンマン着。
柴山昌彦代議士と民主党の浅尾慶一郎参議院議員が合流。
午後はジェラシのローマ遺跡を見学。
アラブ側代表団到着。
オマーンからは王子が出席。ヨルダン、サウジアラビア、イエメン、パレスチナ、エジプト、チュニジア、アルジェリア、バーレーンの8カ国からは政治家、国会議員が出席し、AIPUも代表が出席する。

4月30日
JALN第1日。
ヨルダン議会第一副議長のスピーチの後、日本側を代表して挨拶する。AIPU事務局からの挨拶が終わって、コーヒーブレークになる。再開後の議題は政治的 課題。日本のイラクへの関与、パレスチナの「平和の回廊」などを説明し、議論に入る。が、すぐブレーク。国王から日本代表団が招かれ、王宮へ。
ヨルダン側から招かれるのは日本だけなので、他の国のメンバーにはそのことを告げないようにとの厳命。案の定、他の代表団からせっかく議論が盛り上がっているのになんで休憩なのかと質問が出る。
新しい王宮で国王と会談。イラン問題についてもいろんな視点からの話が出る。(秘密にするようにと言われていたが、その日にはテレビニュースに出るし、次の日には新聞に会談の内容が写真入りで出た!)
午後、浅尾慶一郎参議院議員を議長に、会議は再開され、日本と中東との関わりがテーマに。さらに投資、ODAについても意見を交わす。
やっぱり用意してきたテキストをアラビア語で読み上げるメンバーが多いので、テキストがあるなら読まないでコピーして配ってくれ、通訳の声ばかり聞いていても仕方ないから英語で直接話して欲しいと突っ込む。
それが受けて、いきなり本音の話がいろいろと飛び出る。
事前に英語でやるからねとあれだけ念を押したのに英語の出来ないメンバーもいて、彼らは当然、最後までアラビア語。
会議終了後、王宮にアワダラーを訪ねる。いろんな意見交換の後に王宮の中を特別に案内していただく。日本の正殿松の間にあたる部屋にも入れていただく。
夜はヨルダン議会第一副議長招待の夕食会。

5月1日
JALN第2日。
昨日に引き続き、政治的課題、経済的課題、そして環境問題もテーマに議論。柴山昌彦代議士が議長として采配をふるう。
JALNの今後の運営のため、日本、AIPU、アラブ側2カ国からなる運営委員会の設置と各国の代表を選出することに決定する。次回は来年1月にイエメンのアデンでの開催に決まる。
ヨルダンからアンマンに事務局を設置したいという意向があったが、事前のアラブ側の打ち合わせで合意できなかったようだ。
夕方、ネボ山を見学する。
夕食は在アンマン加藤大使と日本企業のみなさんをアンマン一の中華レストランにお招きし、いろいろとお話をうかがう。

5月2日
アンマン発ドバイ着。
ドバイが初めてというメンバーもいるので、乗り継ぎの待ち時間を利用して有名なバルジアルアラブの見学ツアー。
在ドバイ小林総領事をお招きしてコーヒーショップで夕食を食べながらドバイのブリーフを受ける。

5月3日
ドバイ発関空経由羽田着。



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