1979

2006.10.16

夜、上京するときに本棚からジョン・ル・カレのSmiley's Peopleを抜き出す。冒頭で、エストニア人の「将軍」が殺され、ストリックランドが、既に失われた大義になっていたバルト三国の独立運動について何か 言う。そうだ、このころ(1979年出版)はバルト三国は永久に失われたと誰もが思っていた。
「オデッサファイル」だって、漂流していたのはありえなかったはずのウクライナ独立運動に関わっていた男だ。
現実は、小説を上回る。
今タイムマシンで、僕がポーランドに留学していた1984年にさかのぼり、ワレサが将来、この国の大統領になるぞと叫んだら、このアホ何を言っているんだという扱いを受けただろう。でも、現実はあのワレサが、あのポーランドで選挙に負けた。

この間伊勢原を歩いたときの大雨で、僕の中東時計に水が入ってしまっているのをなおしてもらう。その時計を腕にはめて、厚木へ。
小泉前総理、厚木の女性千人集会で演説。そのお迎えとお見送り。
候補者と宣伝カーに乗り、場所場所で辻立ち。候補が集まって下さった方々と握手している間、挨拶をつなぐ。どこも人が多く、候補者はタイムスケジュールをまるで無視。どんどん遅れる。
夜、個人演説会を四カ所。
えーっと、残り何日だ?



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