茅ヶ崎油田
2006.09.08
父が総裁選から撤退し、とぼとぼと帰宅すると、家ではペシ坊が、お菓子についていた応募券で応募したポケモンカードホルダーが当たって、狂喜乱舞していた。世の中、プラスとマイナスがそこはかとなくバランスが取れている。
上機嫌のペシ坊は、パパのパソコンにもくまのプーさんとポケモンのシールを貼ってくれた。
茅ヶ崎で油田が誕生した。
プラスチックのなかでもポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)の三種類を分別回収し、破砕し油化装置により油を再生するという実験が茅ヶ崎の小学校で試験的に行われている。これを称して「茅ヶ崎油田」。
これまでの試験的な実績では、小学生一人あたり一週間に家で500gのプラスチックを分別回収した。
油化装置によりプラスチック500gあたり400ccの油が取れる。
油化率80%、ガス15%、残りかす5%。
プラスチックを焼却すると重量の三倍の二酸化炭素が発生すると言われるが、油化時には1kgあたり380gの二酸化炭素しか発生しない。
茅ヶ崎市の小中学生18000人が毎週プラスチックを500g回収したとすると、年間345,600リットルの油が回収され、プラスチックを焼却した場合と比べ二酸化炭素の削減量は1131トンになる。
茅ヶ崎海岸では、8月1日から31日まで、ペットボトルのフタとラベルだけを回収し、油化した。回収したプラスチックは47kgで、44リットルの油を回収した。焼却と比べ、141kgの二酸化炭素削減だ。
茅ヶ崎市の公立小学校に、このスクール油田が広がっている。
子供が始めればもちろん大人もやらざるを得ない。
夕方、武部幹事長と補欠選挙について打ち合わせ。
今後のブロック大会のルールについて、もっと開かれたものにするべきだと訴える。(ちょっと未練がましい。)
選挙区のない単純比例の代議士の今後についても相談する。