2005年8月4日号
2005.08.04
衆議院の解散は会期中でなければできないと思っていたが、会期は関係ないらしい。
一応、僕も執行部の末席なので、月曜日の郵政法案の参議院採決が否決された時の手続きの説明を聞く。
参議院本会議で否決、役員会、役員連絡会、与党党首会談、閣議、そして衆議院議長応接室で解散詔書伝達。
選挙のポスターやビラの案について。
一部の議員が否決はするけれど、解散はさせないと力説。
アホちゃうか。
臓器移植法改正案、AB両案について提出をどうするか、明日、方向性を出さねば。
朝、それでも消費者問題PT。
団体訴権の適格団体を目指す団体からのヒアリング。年間予算数十万円、専門家のボランティアなどなど。財政基盤は極めて弱い。
公的支援が必要だと簡単に言えるのだろうか。
ペンタゴンの友人からトランスフォーメーションに関して電話をもらう。
が、米国議会の廊下に出てきた亡霊の話に終始する。
亡霊とは、1964年のライシャワーMOU、つまり自衛隊のバッジシステムの費用の四分の一を米国政府が負担する代わりに、米国に情報をシェアするという内容だ。が、四十年経って、情報はシェアされていないと不満が。
少し前に、米海軍の空母キティホークが日本海を航行中、ロシア軍の飛行機がキティホークの上空数百メートルを飛行するという事案が起きた。しかも、そのロシア機は自衛隊機に追尾されていた。
IFF(敵味方識別装置)の情報ではロシア機が識別できなかったらしい。とにかく、自衛隊は、空母のほうにロシア機が飛行していることも通告しなかったといって問題になったらしい。
で、ミサイル防衛に関して、自衛隊からは情報が来ないことが米国議会で問題視されることになるかもしれない、と。
集団的自衛権の問題をしっかり議論しなければ。