2005年6月14日号

2005.06.14

韓国文化放送の「100分討論」という番組とフジテレビの「報道2001」の共同制作で「日韓友情年記念大討論 過去を乗り越えて」という番組の収録。
日本側は山本一太、舛添要一両参議院議員と前原誠司代議士と僕。
韓国側はウリ党のキム・ブギョン議員、ハンナラ党のパク・ジン議員、民主党のイ・スンヒ議員、民主労働党のノ・フェチャン議員。
当初は70分の予定がだいぶオーバー。ただ、日韓のやりとりにタイムラグがあるので、それを削れば番組に収まるのだろう。

骨太の方針に関して、自民党で異論続出。「学者くずれや商人が物事を決めるとは何事か」などという意見まで出る。
僕はこうした意見には賛同できない。
与党だから政府の政策決定に影響を及ぼせるという考えが政治を歪めてきた。政府の政策に関与したら、国会でそれに対しての質問を受けなければならない。
自民党の議員の大部分は国会で答弁に立たない。意見は言うが責任は取らないのが今の自民党だ。
与党にいれば政府の政策に関与できるのではない。政府に入るから政策を決定し、責任を取るのである。それが議院内閣制だ。
党内の議論は、税調をはじめ、非公開で行われる。特定の役所や業界の意見を代弁するかのような発言がある。
非公開の場で言いっぱなし、責任は取らない人間の意見がどうして政府の政策を左右できるのか。
諮問会議は竹中大臣をはじめとする政策を決定する権限と責任を持った大臣のアドバイザーという立場であり、その立場で政策に口を出すことができる。
が、決めるのは大臣であり、国会で答弁するのも大臣だ。

その骨太に党の意見として原子力に関する文が付け加えられた。
地球環境と資源節約の観点から安全の確保を前提として原子力を推進するとか何とかいう文である。
原子力が地球環境に良いわけはない。炭酸ガスを出さないから温暖化対策というが、炭酸ガスを出さない代わりに使用済み核燃料や高レベル放射性廃棄物という原発の糞を出す。炭酸ガスより原発の糞の方がいいわけはない。
このままではウラン燃料は70年で枯渇する。(170年という説もあるがいずれにしろ石油とあまり変わらない)。
高速増殖炉が完成すれば資源節約とか準国産エネルギーといえるかもしれないが、プルサーマルでは一割の節約にしかならない。
数十兆円かけて一割節約では意味がない。
安全の確保はあたりまえである。今の日本の原発の最大の問題は、糞を処理できないということなのだ。
安全の確保を前提にではなく糞の処理が確実にできることが前提なのだ。



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