2005年3月23日号

2005.03.23

高輪の議員宿舎からは朝七時半に議員会館行きのバスが出る。
これに乗れば朝八時からの党本部での部会に間に合う。
七時二十分に、あと十分でバスが出るぞとばかりに宿舎全体に鐘が鳴る。
今日もこのバスに乗るべく、目薬を差しながらニュースを見ながらワイシャツのカフスボタンを留めていると、携帯電話がブルブルと振動し始める。塩崎恭久と表示される。

太郎ちゃん、塩崎です。
あっ、おはようございます。
今日のカードだけどね(八時半からの偽造カード対策の小委員会のこと)、あんたどう思うこんどの全銀協のやつ(約款の改定)。
いやあ、中身も何もないし、法制化は着々と進めるべきでしょ。以下略。

が、今日は八時から岸田座長の下で事務局長として消費者問題プロジェクトチームの会合を仕切らなければならない。
おそらく九時過ぎにならないと「カードのほう」には行けないので、そこまで塩崎さんに頑張ってもらう。
塩崎さんも八時からFTAの会議があるが、八時半にはカードのほうに行っていただけるようだ。

偽造カード対策小委員会では、全銀協が何をしようとしているのか全く文書でも示されていない、農協のように全銀協と補償の件で足並みがそろっていない金融機関もあることなどから、金融機関の補償を義務づける法制化を主張する。
数千億円、数兆円の借金を棒引きしておきながら8億円の補償を渋るのはおかしいのではないか。盗難カードでも年間80億円の補償だ。
ICカード化にATM一台あたり70万円、生体認証ならばさらに10万円のコストがかかるが、10万台交換しても700億円だ。
全銀協も最初は運用でと言っておきながら、小委員会が法制化一色になったとたんに約款と言い出す。
が、中身は出さない。姑息だし兵力の逐次投入というやつだ。

消費者PT、偽造カード対策小委員会のあと、国対の正副委員長会議に幹事長室を代表して参加する。いよいよ予算も参院で採決へ。
議員会館へとって返してテレビタックルのインタビューの収録。
昼は正副幹事長会議。一時半からは宮城二区の補選の選対会議。
福岡はだいぶ良さそうだという話だが、宮城は出遅れ気味だ。
世論調査を分析すると出遅れで取れるはずのところが支持が固まっていない。とりあえず仙台入りの日を4日設定する。
二時からは地球環境特別委員会。よせばいいのに吉野代議士と加納参議院議員が炭酸ガス削減には原子力と喧嘩を売ってくる。
今、西日本では放射能汚染された土が処分できずに宙に浮いているというのに(この問題が関東では全く報道されていないというのも不思議だ)、原発から出る高レベル放射性廃棄物をどうやってどこに処分するというのか。
炭酸ガスを削減しておいて、処分できない高レベル放射性廃棄物が増えてどうするというのか。全くばかばかしい意見だ。
二人とも全く反論できず下を向いていた。
三時から社会保険庁解体の会合に出席し、その後議員会館でJALNのお礼状書き。
そして第二回の幹事長主催夢道場にちょっと顔を出し、四月からインターンに来ることになったアメリカ政府からマンスフィールドフェローで来日中のスクラルーさんと打ち合わせ。研修の手引きには研修中に諜報活動をしてはいけないなどと書いてある。
雨の中を赤坂プリンスホテルへ歩いて行って同期で浪人中の新藤義孝前代議士のパーティに顔を出す。
事務所に戻って日程調整をして帰る。
ペシ坊を久しぶりに風呂に入れ、月曜日にJALN参加者と行った秋葉原で買ったiPodに中国語の教科書についているCDを入れる。



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