2004年4月19日号-2

2004.04.19

あるアメリカの外交官から電話をもらったのは、数週間前のことでした。
ちょっと飯でも食わないかという誘いに乗って、腹一杯飯を食い、デザートをつついている時に、ところでちょっと頼みがある。
口の中で溶けたアイスクリームを元に戻せないので、仕方なくうなずくと、ウチの若いのをちょっと預かってくれないか。
と、いうわけで、今日から国務省の若いのがウチの事務所でインターンしています。ウチの事務所のあとは日米安保に関する仕事をするそうなので、仕事内容はずばり、もし日米安保がなかったら世の中はどうなっているかというプレゼンテーション資料を日本語で作り、7月に地元でその資料を基にプレゼンをして、安保についての議論をあちこちでやってもらうことにしました。
米、中、韓、そして徳島と我が事務所ではいろんな言葉が飛び交っています。

米日財団のボードミーティングに浅尾参議院議員と二人で顔を出し、US-Japan Leadership Programに関して、ぜひ継続をとお願いする。
米日財団のプログラムの中でも特に重要だと思うと力説する。
もちろん独自の資金集めもやらなければならないが、日本の印象が薄れていく中で、重要なプログラムだ。

東南アジアの若手リーダーとの意見交換会に参加する。テーマは中国の台頭について。
東南アジアからの視点では、日本の影響力の低下と中国の台頭はさらに顕著のようだ。
カンボジアのある副大臣いわく:
1997年以来中国共産党の幹部が続々とカンボジアを訪れている。
カンボジアへの海外からの直接投資は中国がトップになった。
カンボジアに来る旅行客は日本やヨーロッパを追い抜いて中国がトップだ。
中国はカンボジア産の百種類の農作物に関する関税を廃止した。
日本はODAをくれる。
日本は日本のODAが目立たないようにすることに関して非常に効果的、効率的だ。
印象的だったのは、彼が母国カンボジアについて話した時、面積と人口、GDPの次に人口の2.7%がHIVに感染しているということを挙げた。
シンガポールの研究者は、中国は、貿易に関しては潜在的な大国であり、資本の面では主要な投資国であり援助国になるだろうし、安全保障に関してはアメリカと対立する可能性があり、外向的には非常に洗練されていて、中国語はインターネット上でも重要な言語になるだろうと述べる一方、EU各国では日本に対する興味が非常に薄れていると。
日本はもっと大胆な意思決定を素早くできるような政治体制にしなければ生き残れない。

夜、横浜で若手税理士と税制に関する勉強会。
しばらく勉強会を続けさせてもらうことにする。



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