2004年1月6日号

2004.01.06

新年会が続々と始まる。毎年、一月、二月は一日に数件の新年会。
今日はまず平塚の商工会議所の新年会からスタート。締めは都道府県対抗駅伝の神奈川県チームの結団式。

新年会に出席するとたいてい、来賓代表が数人挨拶して、その他のご来賓は時間の都合上ご紹介のみとさせていただいておいて、その後に祝電の披露というモノが入る。
わざわざ時間を割いて出席したご来賓は紹介だけにして、電報だけ打った人の電文のほうを読み上げるのは慣例とはいえおかしな習慣だ。

小さな奇跡が起きた。
うちの事務所には、五カ国語以上話すスタッフを筆頭に、留学経験のあるスタッフもいる。にもかかわらず、ロンドンのBBCはおそらくうちの中で一番英語の苦手なスタッフの携帯に必ず電話してくる。彼の応対を見ていると英語は機転という気がする。
BBCはいつも生放送ではなくインタビューを録音して、後からそれを使うのだが、年末に生放送で、という依頼が入った。その電話を受けた件のスタッフは、ん、何を言っているかよくわからないが、これはいつもの電話と違うということに気がついた。とっさに彼は、ワンタイムリミットプリーズと言って、そのままロンドンとつながった携帯電話を持ったまま我が家まで走ってきた。そして、ドアを開けた僕に、代議士、BBCです、といって手渡した。聞いてみると生放送でスタジオとつなぎたいということで、無事、生出演をした。
(ワンタイムリミットプリーズって何だと事務所の忘年会で盛り上がった。ちょっと待ってねと本人は言いたかったそうだから、ジャストモーメントプリーズだったのだろう。)
今日、またBBCの取材申し込みがあった。と、BBCのスタッフがわがスタッフに向かって、ニホンゴスコシデキマスと言ったのだそうだ。
うちのスタッフは感激して、代議士、小さな奇跡が起きました!
彼は、自分だって日本人に電話する時には日本語使いますから(?)BBCだって日本人に電話する時は日本語使うべきですよね、と。



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