2003年7月15日号

2003.07.15

民主党が、参議院に竹中大臣の問責決議案を出すそうで。
ちょっとボケませんか。
衆議院に竹中大臣の不信任案を出してくれれば、今まで、竹中批判をしてきた堀内総務会長をはじめ、自民党の皆さんの態度がはっきりするし、場合によっては不信任案可決ということもあり得る。
参議院では、そんな可能性はないから、意味がない。民主党の若手に聞くと、野田国対委員長と参議院のおじさん達の力関係だそうだ。
こんなやる気のない不信任案のために、地位協定に関するワシントン行きが無くなったのかと思うと、腹が立つ。

小泉総理が自分の政策を掲げて総裁に再選されれば、当然、小泉さんの政策が党の政策になる。総裁選挙に負けそうな抵抗勢力がそれをとやかく言うのは、ちゃんちゃらおかしい。
もっとも本来ならば党大会で、党の政策をきちんと決議する必要がある。自民党は、その党大会を単なるセレモニーとしてしか取り扱ってこなかったから、こういうときに対応ができない。
党大会のような党内民主主義をないがしろにすることを何とも思っていなかったこれまでの非民主的な長老に引導を渡すような総裁選挙にしたい。

抵抗勢力が河野洋平を小泉純一郎の対立候補に担ぐのではないかと取材しているマスコミがいるが、答はNOだ。
今の抵抗勢力の中心になっているような政治勢力に対抗してきた政治家が、最後に、それに担がれるわけはない。まじめにその可能性を探っている抵抗勢力がいるとしたら、大馬鹿者だ。

厚生大臣に、ウイルス肝炎対策研究会から以下の通り申し入れ。
重点要望事項
一、ウイルス性肝炎患者が治療目的でインターフェロンを自己注射することを認めて下さい。
二、患者が自己注射するために必要な安全対策のルール化を実施して下さい。
要望事項
一、インターフェロン治療の保険適用範囲を代償性肝硬変まで拡大して下さい。
二、C型肝炎に対する瀉血療法を保険適用にして下さい。
三、肝癌に対するラジオ波焼灼療法を保険適用にして下さい。
四、ペグインターフェロンの認可と保険適用を促進して下さい。
五、平成十四年度から実施されている「肝炎ウイルス検査」の受診率に関する目標値を設定し、目標を達成するための施策を実施して下さい。
六、「肝炎ウイルス検査」が企業、健保組合などの健康診断でも実施されるように、実施率に関する目標を設定し、達成のための施策を実施して下さい。
七、「肝炎ウイルス検査」の検査結果は、生命保険、住宅ローンその他における告知義務の対象外としてください。
八、企業、公務員の採用選考時および本採用前に実施される健康診断における「肝炎ウイルス検査」を禁止して下さい。
九、高齢者入所施設等の福祉施設の入所申し込みに際して実施される健康診断において「肝炎ウイルス検査」を禁止し、検査用紙からこの項目を削除して下さい。
十、ウイルス性肝炎に関する研究を促進するため、研究費の縦割りを是正し、効果的な研究ができるようにして下さい。



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