2003年7月22日号
2003.07.22
もう国会も会期末。
しかし、最後まで頑張らねばならないものもある。
まず、臓器移植法の改正。今日、超党派の生命倫理議連の役員会を開いて頂き、臓器移植法改正の検討のあり方を考えるための議員アンケートのお願いをする。
アンケートの論点は、臓器移植法の施行後五年でわずか二十三件しかない脳死下での移植を増やすために法の整備をするべきかどうか、15歳以下の脳死からの臓器提供を認めるべきかどうか、脳死からの臓器提供にあたり親族を優先することを認めるべきかどうかなど。
明日、アンケートを配布し、金曜日に回収し、今後の議論の方向性を出したい。
自民党の内閣部会の中に消費者問題に関するプロジェクトチームを設立する。まず、内部通報に関する法律の整備をすると同時に議員立法での消費者基本法の改正をテーマにする。さらに、消費者の団体訴訟を可能にする法整備や消費者契約法の改正など、テーマは目白押し。
岸田代議士が座長になり、遺伝子組み換え食品の表示問題からスタートした一連の消費者問題、食品安全の問題に取り組んできた岸田・河野のゴールデンコンビ(?)が復活する。
臓器移植法の改正や消費者問題、あるいは外為法の改正も秋の臨時国会、そして総選挙後の国会が正念場となる。選挙を勝ち抜くための用意をしっかりやらねば。
8月にベイルートで行われるJapan-Arab Leadership Network(JALN)の準備が急ピッチで進む。アラブ側のメンバーもだんだんと確定してきた。
残念ながらイラクからの参加は難しそうだが、シリアやパレスチナ自治政府からも代表が三人参加する。問題は、パレスチナとの電話連絡をしようと思っても、電話番号が頻繁に変わること。
29日から、河野事務所のスタッフがベイルート入りして、最終の用意にはいる。