2003年4月4日号
2003.04.04
我が家の箱入り息子の最近のお気に入りは、オリビア・ニュートン・ジョンのベストヒットアルバム。お母さんと一緒に踊っています。
いよいよ果物・野菜ジュースを飲み始め、おさじ三杯程度のことで両親は大騒ぎ。ちょっとニヒルな笑いも浮かべるようにもなったし。
投票日翌日の4月14日、15日にカタールのホテルで、国際会議が開かれる。僕も招待され、カタール大使から必ず来てねと念を押されていたので、国対に海外出張願いを出す。が、処分ではないが、今回は許可できないと却下。
この時期カタールへ一泊三日、しかも香港でトランジットという日程だっただけに、処分ならば行かされていた!?
旧郵政省がひたすら秘匿しまくった在日米軍の周波数問題(今後日本国内で必要となる周波数帯のど真ん中に米軍に昔から割り当てられた周波数がある、本来の軍のオペレーションとは全く違った娯楽目的にそれが使用されている、合同委員会合意をたてに米軍の周波数割り当てに関するいっさいを国民に公表しない等)について、多少の進展があった。
今年3月に、米軍がその周波数での送信を一部停止し、日本への周波数の返還の意向を示す。総務省によれば、のこりについても本年末までに返還される可能性がある(あくまで総務省談)。
その昔、この問題を取り上げた時、旧郵政省は合同委員会合意があるので、何も答えられない、と。で、去年、僕が総務省の政務官になった時に、資料を持ってこさせ、じっくりと旧郵政省から説明させた。その時に、これは返還の方向で云々と言っていたが、その後音沙汰がないので、3月26日の自民党の電気通信調査会で、現総務政務官の吉田代議士に、この件は役人を通さず政務官に調べて頂き、答がほしいと申し上げた。六さんが早速動いて、返還ということになってるぞ、と。
ご丁寧に文書には、ご存じの通り、在日米軍が使用する電波については、日米地位協定に基づく日米合同委員会における合意により、日米両国の了解がない限り非公表とされている、等と書いてある。
米軍がオペレーションに使っている周波数は当然に機密扱いのはずだが、娯楽に使っている周波数まで、国民に秘匿する必要はない。合同委員会合意で非公表となっていると役人が言うものの全てが、日本の都合で出していないもので、アメリカ側は冷ややかに、日本の外務省がいやがっているからであってアメリカは公表してもいいよ、と。
合同委員会は、地位協定に基づいて設置され、地位協定自体は在日米軍の地位に関する協定だから、機密事項などほとんどあり得るはずがない。一部の外務省の、言わなければ、責められないというゆがんだ精神構造で、勝手に機密にされていることが多い。
事実、担当の局長、室長が替わると公表されるものが増えたりする。
それならば遡って全部出してしまえ。
ちなみに返還されるはずの周波数帯はIMT−2000に割り当てられる予定のところだ。