2002年12月20日号
2002.12.20
神奈川大学で、馳浩代議士が講師を務める一年生の選択必修科目であるリーダーシップ論の授業の臨時講師をやらせて頂く。
馳さんは、僕を紹介するとじゃあといって、帰ってしまう。
アルプススタンドのような巨大な階段教室に、四百人を超える学生。
いきなり圧倒される。初心者にはちょっと荷が重い。三十分を過ぎる頃から教室の後ろは学級崩壊。教えることの大変さを経験する。
私語が始まるとベテランは、声を小さくして、静かにしないと話が聞こえない状態にして、静かにさせるそうだが、僕は、声を大きくしていってしまった。ふう。それでも寝てる奴は寝ている。
有権者のリーダーシップとして、選挙公約のあり方について話をし、さらに日本のリーダーシップとして、国連の状況とイラク問題について、日本が取るべきリーダーシップとは何かを話す。
九十分の授業の最後の三十分で小論文を書いてもらう。
授業中、ほとんど集中がとぎれることなくこちらを向いて話を聞いてくれていた学生が何人かいたが、小論文の提出の時に名前を見ると、ほぼ全員が外国からの留学生だった。
ものすごい経験をさせてくれた馳さんに感謝。
通関情報処理センターに関する質問主意書への返答がくる。
システムを電電公社に丸投げし、民営化後もそのまま随意契約。センターの情報担当理事は、決まった民間企業から。
平然と、システムが一日止まったからどうだ、と言わんばかりの記述もある。
主意書は国会開会中にしか出すことができないため、今から用意して来月の開会と同時に第二弾を出そう。
この問題は長期戦になりそうだ。