2002年12月18日号

2002.12.18

眠い。
子育てがこんなに大変だったとは。昨日も夜中にペシに起こされ、おしめ替えが三回。
電車の中で、爆睡している若いサラリーマンを見ると、あの人も子育て中なのだろうかとつい思う、このごろです。

朝のおしめ替えを済ませて南北線で市ヶ谷へ。
JICAの環境社会配慮ガイドラインの会議へ。JBIC並の品質のガイドラインを作るためにはJBIC並のプロセスが必要だということで、十時に始まった会議は十一時半まで延々とプロセスの議論が続く。JICAが選んだ委員長さえも、もっと民主的に選ばれるべきだということに。
やはり一度JBICで徹底的に議論して作り上げた実績があるだけに、JBICを経験したグループは一歩も引かない。
国会の運営方法もこうやって作り直した方が良いぐらいだ。

昼は、EU各国の大使館のメンバーとの意見交換会。デンマークが議長国のはずだが、なぜかフレンチレストラン。さすがヨーロッパの外交官が集う会だけあって、料理はおいしい。話題は主に外交問題について。
EUが各国の若手リーダーを二週間ブラッセルとストラスブールに招待するプログラムがあって、僕も何年か前にそれでEU本部などを訪問したが、政治家の招待を今年からやめたそうだ。政治家のドタキャンが連続し、EU本部が見放したそうだ。
臨時国会の日程がわからない日本の国会議員にとっては、極めて参加が難しいのは事実だが、みんな平気でドタキャンしていた。
僕の時も、臨時国会が始まり、本来ならばキャンセルしなければならないはずだったが、当時の古賀国対委員長が、帰りの飛行機に乗ろうとして腹痛で乗れなかったら仕方がないな。おかげで本当に良い勉強をさせてもらった。ただし、国対幹部には、怒鳴りあげられた。そこを通りかかった古賀委員長が、こっちを向いてニヤッと笑って何も言わずに向こうに行ってしまったのを今でも良く覚えている。
国会への出席はもちろん大切だが、毎年、二、三人の議員がEUの公式プログラムで、EU本部とのつながりを作ることを天秤にかけて、判断することがあっても良かったのに。これからの国会議員には、もうこの機会はない。

フジテレビとアエラの取材を受けて、外資系コンサルタントと政府の情報政策に関する意見交換。帝国ホテルでの日本−スーダン議員連盟の会議に向かうが、交通渋滞で着かない。
アメリカ大使館のスタッフが個人的に主宰している勉強会の講師に間に合うように途中でUターンして、赤坂ツインタワーへ。日米関係に関しての話をして、質疑応答。九時過ぎに失礼して、ペシのおむつ替えに帰宅。
眠い。



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