2002年7月3日号
2002.07.03
ヨルダン・レバノン・シリアの三カ国への投資セミナーに出席。
なかなか日本の企業の海外投資への敷居は高い。敷居が高いということは、反対に先に入ってしまえば、有利だということにもなるのだが。
中小企業が、機会を求めて海外に出て行ける土壌をこの国に作っていくことが必要だ。
地位協定の改定に関して、日米の研究者のご意見を先月から伺っている。今日の米側の専門家の意見の中にも、ここ二、三年でやるべき話だろうという声がある。沖縄の海兵隊の存在意義から見直すべきではないか、という声もあり、アメリカの懐の深さを改めて感じる。外務省や防衛庁にはできない思いきった政策転換をアメリカはやる国であり、そのためにはこちらは政治家が準備をしておく必要がある。
ウイルス性肝炎の資料が厚生労働省から出てくる。うーん...
資料の中身を読む前に、数ページずつ、まったく統一性のないフォーマットで出てきたこの資料の体裁を見ただけで、この役所がC型肝炎に関する司令塔を持っていないことがわかる。愚痴っても仕方ないので前に進もう。
ベーカー大使主催のアメリカの独立記念日を祝うレセプションと離任するEU大使のお別れレセプションがどちらも大使公邸で開かれる。
レセプションから議員会館に戻ったところで、明日の総務委員会七時間、翌日の総務委員会二時間の時間が決まる。
ひょっとして、解散、総選挙かとも思ったこの数日が終わった。
今日の締めくくりは、太郎塾の打ち合わせ。