2002年4月6日号

2002.04.06

僕の弟が彼女とつきあい始めた頃、アヴェマリアを聞きに行かないかと誘われたらしい。まめな弟は、予習をしようとレコード屋、じゃなかったCD屋にいって、女性ボーカルのセクションを一生懸命に、阿部まりあかな、安部かな、と探していた。みんな、こりゃだめだなと思っていたが、結局、ン年後の今日、めでたく結婚した。そういえば、成功する秘訣は、成功するまで頑張ることだ、と誰かが言っていたっけ。おめでとう。

国土交通省筋(!)と、道路公団の有料道路の料金体系について相談。
ラッファーカーブは、なにも税金だけのことではないはずだ。
時間帯や曜日によって、有料道路や一般道路の込み具合が変わるのだから、それにあわせて料金を柔軟に変更すれば、通行量と道路収入が最適になる点があるはずだ。そのためには法改正が必要になる。国土交通省で研究会を立ち上げ、この夏までには、結果をまとめる。
例えば、新湘南バイパスという藤沢から茅ヶ崎海岸まで8.7kmの有料道路がある。現状では、この区間で通行料金が四百円だから、なかなか車が通らない。当然、採算はとれず、百円稼ぐのに百九十二円かかる。借入金の金利もまかなえない。
週末、そして夏の海水浴シーズンに、このバイパスの料金を思い切って下げれば、渋滞している国道一号線や百三十四号線から車が回ってくるだろう。茅ヶ崎市内の渋滞緩和にはなるし、公団の収支も改善されるはず。
ちなみに第三京浜、横浜新道、横浜横須賀道路、小田原厚木道路、箱根新道、真鶴道路は黒字、西湘バイパスは百円稼ぐのに百七円かかる。このあたりでは、アクアラインも赤字。アクアラインは、三百円以上のコストをかけて百円の収入だから、ここも真剣に考えないと。

成田空港の出国審査で、フォーク型の行列が始まる。ところが下村法務政務官のところに、どこかから止めてくれという苦情がきているらしい。先に来た人が先にサービスを受けるというのが公平の原則で、これに反対する理由はないはずだ。だが、法務省もテストしてからなどとおよび腰。下村さんが海外出張するので、よく見てくるということになった。



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