2002年3月5日号-2
2002.03.05
東チモールのPKOへの自衛隊の参加。
680人の施設部隊、10人の司令部要員、5人のUNTAETとの連絡調整員、それに輸送部隊。
昨年末日時点で、日本のPKO派遣人数は、三十名。加盟国中、63位。
そこに今回のPKOが加わると、720名、十九位になる。
アメリカのPKO要員は、750名、英国は714名、フランス483名、ロシア353名、中国129名と比べ、日本の参加人数はひけを取らない。
国連に対する日本の貢献は、分担金や任意拠出金だけでなく、人の貢献でも十分、常任理事国と肩を並べている以上のことをしている。
ちなみにPKOへの派遣人数の多いのは
バングラデシュ 6010名
パキスタン 5552名
ナイジェリア 3468名
インド 2883名
ヨルダン 2720名
ガーナ 2462名
ケニア 1801名
ウクライナ 1536名
オーストラリア 1529名
ポルトガル 1147名
ネパール 1121名
ポーランド 1034名
ザンビア 911名
ウルグアイ 853名
フィジー 844名
ギニア 795名
タイ 776名
米国 750名
日本 720名
イギリス 714名
PKOに参加した要員が国連から支給される給与の方が、自国の軍隊の給与よりも高くなっている国からの参加が多い。
さて、国連改革のうねりをどうやってもう一度起こせるだろうか。