2002年3月28日号

2002.03.28

朝七時半、高輪宿舎出発。
八時から政務官室で、今日の総務委員会、恩給法案の答弁のレク。
結局あたったのは、四人から七問。
比較的、質問のご趣旨がわかりやすいものばかりだったが、七問のレクに二十五分。
九時から大臣の答弁レクに出席。大臣は、これは何だ、これは定番か、なんだこれは、うーんよくわからんな、などとぶつぶつと言いながら、三十分で、総務委員会の午前中の恩給法案と午後のNHK予算案の両方の質問への答弁を勉強する。
十時委員会スタート。
まず小野清子参議院議員の湘桂作戦に関する質問にお答えする。
湘桂作戦とは、第二次大戦中に中国に作られた米軍基地から出撃した爆撃機が日本本土を爆撃するのを防ぐために、三十六万人を動員した大作戦だった。日本軍側の犠牲者も多かった。この作戦に従事した軍人は、恩給年に一月に二月の加算がつく。これを一月に三月の加算にできないかというのが質問の趣旨。もし、この変更が可能ならば、それによって新たに恩給の対象になるという方がいらっしゃるためだ。
恩給の加算は、戦前の恩給法にも細かく規定があり、陸海軍省が検討したものを陛下が勅裁し、内閣が告示するというものだったため、これを今から変更するのは難しい。また、大激戦だった硫黄島も一月に二月の加算ということになっているため、一つを変えると他も全て見直さなければならず、これはとてもできない、と答弁。
その後、いろいろな議員から、恩給のベースアップと物価、年金の関係、平均年齢が八十一歳を超えた受給者に対する恩給行政のあり方等々の質問をお受けする。十二時前に採決、可決。
総務委員長、議運委員長、与党国対委員長にお礼のご挨拶に回る。

電子政府がいよいよ始まりつつあるが、そろそろ政府調達のいろいろなルールをきちんとしていかなければならない。
例えば、住民票を電子化しようとするならば、日本で使われている全ての漢字をきちんと取り扱えるシステムが必要だ。今は、市役所ごとに外字のシステムが違うため、転出元のシステムでは正確に出る字が、転入先のシステムでは、別な外字コードで、文字化けするということになる。
さらに、新しいウィンドウズのバージョンのように、勝手にユーザーのデータをどこかに転送されても困る。
今後は、ソースコードを公開しているソフトウェアであり、かつ、日本語、あるいはアジア圏の言語をきちんとサポートしているソフトという条件をつけ、これに合致しているものは全て調達の対象ということにするべき。
マイクロソフトでさえも、ドイツの外務省と軍向けにソースコードを公開したという話もある。

官房より新人事の説明。
紙にこう書いてある。

   退官
   ↑
46 だれそれ  なんとか局長
   ↑
48 何某    かんとか局長
   ↑
50 だれべえ  こっちの部長
   ↑
51 誰々    あっちの課長

要するに46年入省のだれそれが今度退官するので、その後に、かんとか局長の何某を持っていき、何某の後任には50年入省のだれべえを充て、その後任には誰々、ということだそうだ。これを列車というそうだ。この列車が、紙に、五、六本書いてある。
なるほど、官僚人事っていうのは、こう決まるんだ、と思った。



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