2001年12月4日号

2001.12.04

本会議で皇孫殿下御誕生の賀詞奉呈。
なんと、共産党は出席。おめでたいことはおめでたいらしい。でも、国会の開会式には来ない。憲法の国事行為は天皇が国会を召集するところまでで、開会式にお言葉を読むのは違うらしい。
おっどろいたのは、社民党。大半が賀詞奉呈を欠席。土井たか子元議長とほんの一人二人が出席で、政審会長以下、賀詞の朗読が終わったらぞろぞろ本会議場に入場。今や、社民党は共産党よりも左になったのか。どこへ行く、かつての連立パートナー? (僕が初当選して時は、この党と連立を組んでいたのだから)

本会議終了後、外務委員会理事懇。えっ、まだあのワイドショーみたいな外務委員会やるの?
案の定、民主党の安住筆頭理事が、プール金問題についての質問をやらないと、だって。野党には、外交政策に関して質問をしようという気や能力はないのか。某民主党幹部に安住を変えてくれって直訴したんだが。
ヨーロッパの某国政治担当参事官がけさ、議員会館に来て、いろいろと話をしていったが、日本の政治はそろそろ変わらないとまずいんじゃないの、と心配そうだった。
何で国会議員がみんな特使になってどっかへいくの、と笑っている。国連総会の宮沢元総理の演説に、国連改革についての言及が一言もなかったことで、ドイツがぶったまげたのを外務省は気がついているか、と。
アフガニスタン問題に対する対応も、諸外国に言わせれば、あきれているところが多いらしい。

理事懇が終わり、総務委員会に戻ると、なんと定足数が足らなくて、審議がストップ。大島国対委員長が憮然とした顔で委員席に座っている。こっちは公務の欠席だから、叱られはしないが。地方自治法の改正案だから、野党は止めに来ているらしい。
NoX法の激変緩和措置に関する説明を環境省から受けるはずだったが、委員会室の外まで来ていただいて、そこでやる。
三時から自民党の税調だが、山本環境部会長と河野部会長代理の二人とも総務委員のため、この状況では、二人で委員会を出ていくわけにはいかず、奥谷小委員長に援軍を頼む。四時に部会長と入れ替わりで税調に。
自民党税調の小委員会。小委員会といっても議員誰でも入れる大委員会。
七階の廊下は官僚でいっぱい。
税制改正の要望を項目ごとに、マルとかバツとか三角とか、財務省と総務省が読み上げていく。それに対して、猛然と、議員が、それはマルにしろとか、せめて三角とか、お願いする。それを聞いて宮下小委員長が、では三角、とか、やっぱりバツとか、裁定する。まあ、セレモニーだし、議論する方も、滅茶苦茶いい加減で、議論になっていない。部会長の代理で、部会の要望に関して、バツになっているものには、お願いをする。なんでも、役所と小委員長の間に話ができていて、とりあえずバツと言っておくが、誰かがお願いしたら三角にするということらしい。誰も何も言わなければバツのまま。三角、つまり検討する、というのがやたら多くなるから、三角は結局意味がない。バツならバツのままでいいじゃないかとも思うが、役所も結構真剣。ただ、業界向けに、俺が一言、言ったからバツが三角になったんだと言えるということもあるらしいが、そんなの何の意味もないし、そのために、たばこの煙がもうもうとする部屋で、何時間も座っていなければならないのはごめんだ。
環境部会からの要望の低負荷型住宅、つまり太陽光パネル付き住宅は、国税の減税がバツだったのが、一言お願いで、今日のところは三角に。地方税は、バツが変わらず。一応、宮下小委員長、ありがとうございます?!
環境事業団がらみの要望もあって、最初の提示はバツ。よっぽど、これはそのままバツと言いたかったが、経済産業部会の方からお願いが出て、三角に。
加藤紘一NPO特別委員長も来られてNPO税制の認定要件の緩和がバツだったことに一言。未だに12件の申請で、認められたものはない。3月までに百件に達したら、あなたに何でも好きなものをおごってあげる、と財務省に猛然とくってかかっていた。その結果、二重三角(長期的に検討する)に。加藤委員長は、二重三角ではなくて、三角にしろ、とやじっていた(三角は短期的に答が出る、らしい)。



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