2001年7月26日号

2001.07.26

平成十三年六月一日現在、私の選挙区である茅ヶ崎市、平塚市、大磯町、二宮町の世帯数を合計すると198,169世帯になります。
で、公選法第142条をみると、衆議院小選挙区選出議員の選挙にあっては、候補者一人につき、通常葉書三万五千枚、ビラ七万枚が認められ、政党は、候補者一人につき葉書二万枚とビラ四万枚の頒布ができる。
てえと、何回足しても165,000枚のビラ、葉書しか使えない! 
つまり各世帯に候補者の声を伝えると言うことが事実上許されていないのです。
しかも、こうした文書を多数の者に回覧させてはいけないと言う規定もあります。うーむ。
で、それに追い打ちをかけて、この候補者のビラの頒布方法は、新聞折り込み又は政令で定める方法とあり、政令は、候補者の選挙事務所内、個人演説会場内または街頭演説の場所における頒布しか認めてくれていません。それじゃあ、ほとんど河野太郎に投票しようと決めている方の手元にしか配れない?
候補者のビラが大変貴重なものだということがおわかりいただけたでしょうか。ちなみに私は、過去二回の選挙では、大部分の個人ビラを新聞折り込みにしました。お手元にとどきましたかっ!?
しかもインターネットはだめ。それじゃあ、バイアスのかかったマスコミ情報しか結局頼るものはないではないか、ということになります。これって、おかしいですよね。すみません、選挙をやった人間の愚痴でした。
で、だから、街頭で候補者のビラ配っていたら、受け取ってください!
でも、一回読んだことあるやつだったら、もう読んだよって、取らないでください!
今回の参議院の比例代表なんて、あなたはどうやって投票する人を決めてますか?

ビルマのバルーチャンの水力発電所への日本のODAに対し、疑惑、疑問が山のように。僕の外務委員会での質問のあと、野党から質問主意書も出された。で、外務省の無償資金協力課は、六月にスタッフを現地に派遣し、調査をしたことになっている。で、地雷も、強制労働も、農業への影響も全て問題なしということになった。ほーっ、メデタシ、メデタシではないかと、外務省に電話をかけ、バルーチャンの調査報告書ください、と言ったら、そんなものありません、だと。なんやら事務官が三日ばかり現地へ行って、問題なしということにして帰ってきて、マスコミにも、主意書の回答にも問題なし、と。
国民の税金を使おうというODAに、疑問が出され、それの調査に外務省の人を現地に送り、調査報告書がない!?どういう調査をして、どういう状況で、だからこういう結論ですという過程がいっさい省略され、問題なしという結論だけ。外務省って、やっぱりおかしいんじゃない?現地でこういう調査をしたら、こうだったというものをベースに議論する材料を集めに行ったはずで、材料なしに結論だけ出すというのは、最初から結論ありきで三日、人をやっただけではないか。本当ならば、この問題に詳しいNGOなり、研究者を一緒に連れて行って共同で調査して、より客観的な材料を集めるべきではないか。事務官レベルでこうだから、上はもっと腐る。
ところで、そういういい加減な調査をベースに外務省が発表したことを記事にしたマスコミがあったけれど、それもひどくないっすか。

昼過ぎから横浜市議会の補欠選挙が行われている磯子区へ応援。街頭演説二カ所と宣車。今日、僕が街頭演説をやった場所に、明日、河野洋平が応援に来るそうで、司会が今日と明日を比べてくださいだって。比べたらかわいそうじゃない、明日が??
夜、藤沢で参議院選挙の個人演説会を三カ所はしご。



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