2001年3月16日号

2001.03.16

総務委員会。NHKの予算の審議。他の法案と違って、与党も野党もないので、自民党もたっぷりと質問に立つ。トータル五時間三十分。

外務委員会の理事懇と地位協定の議連と東チモールの暫定政府のラモス・ホルタ外務大臣との昼食会が立て続けに。ホルタ氏の昼食会は、今日発足する東チモール友好議員連盟の主催。鈴木恒夫代議士と私が自民党の発起人。なぜか中華料理。中華料理がお好きですか、と尋ねると、中華も好きだが和食はもっと好きです、と。
ノーベル賞を取った後、97年だったかに来日し、そのときに外務省から屈辱的な扱いを受け、二度と日本の土は踏まないと言ったのだが、再来日。今度は丁寧に受け入れられる。どうも、以前はインドネシアに遠慮外交だったようだ。
東チモールは長野県の大きさに七十万人が住み、九割の人口がカトリック教徒。主要産業は農業で、有機で作った(?)コーヒーだけが輸出品目。
ただ手が入れられていないため、生産性は低い。現地の民族の言葉とポルトガル語が公用語。ただ、かなりの人がインドネシア語も話し、英語も多少通じるらしい。通貨は、とりあえずドル!? もともとポルトガル領であり、オランダ領だったインドネシアとは、宗主国と宗教が違ってしまった。しかも、インドネシアに武力で併合された。民族自決が大事であるから、住民投票で独立かインドネシア併合かを決めたが、住民投票を戦い取るためにインドネシアとあれだけ戦ったのだから、併合を選択する道は今回はなかった。しかし、この国が経済的に自立していくためにはどうすればよいのだろうか。民族自決のために、海外からの援助だけをあてにしていくのは許されないが、だからといって東チモールをこのまま放り出すことは出来ない。東チモールが独立したからといって、他の地域が経済的に自立できるかを考慮せず、民族自決を叫んで独立したらどうなるのだろうか。
八月末の憲法制定議会の選挙監視に議連としていくことになるだろう。

本会議が終わり、政治改革本部総会。細かいルールについてはいいから、総裁選挙を党員参加で繰り上げ実施すること、森政権を作った五人組の責任をきちっと問うことの二つを申し上げる。五人組がよもや、今回の総裁選挙でプレイヤーになったり発言したりということはないですね?
政治改革本部の答申を総務会にかけ、その後両院議員総会で結論を出すことに。
石原伸晃代議士も政調会無用論に与するようになった。

やっと与党のフロンPTが立ち上がる。座長に自民党の山本公一、副座長は、公明、保守から。毎週定期的に火、金にあつまる。この国会でフロン法を成立させる等で合意。公明党が正式に公明案をPTに提出。来週に山本公一座長試案を提出することに。自民党のメンバーは、山本、河野、清水。

夜、ハンガリー大使館で新ブダペスト弦楽四重奏のコンサート。一月に日本ハンガリー友好協会平塚支部でセルダヘイ大使を平塚にお招きしたお返しに大使館に伺う。84年にポーランドに留学していたころ、配給切符を持って行列に並んで必死にソーセージを買ったポーランドや石油が無く、夜電気がつかないルーマニアと比べ、街角でハンバーカーを売っていたハンガリーの豊かさを思い出す。ハンバーカーショップのオヤジに、配給切符はないのだが売ってくれないか、と尋ねて、金があるなら買えば、ときょとんとされたことが懐かしい。あのころ十年以内に東欧が自由化されるなどと言ったらきじるしあつかいされただろう。
綿貫衆議院議長ご夫妻、衛藤外務副大臣ご夫妻、尾身幹事長代理ご夫妻など多彩なメンバーがご出席。



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