2001年2月2日号

2001.02.02

昨日の環境部会、政審を通った環境省設置法の一部改正案を今日の総務会で、部会長の代理で説明しなければならない。朝、家で、ぶつぶつと練習。
次官級の地球環境審議官を環境省に設置し...、とやっているのを聞いていたうちのオクサンが、その地球環境審議官て、どんな人がやるのときく。官僚だよ、と答えると、普通の人はできないの、というので、環境省の役人の誰かがやるのさ、と答えると、でもパートなんでしょ、と言う。
えっ、と聞き直すと、次官級なんでしょ、というから、次官級だよと答えると、次官級って、パートじゃないの? はあっ、と聞くと時間給でしょ?
うーん、時間給の地球環境審議官ねえ、時給いくらにしますか。

十一時から院内第十五控え室で総務会。執行部の報告、人事案件と淡々と進む。国対からの報告が終わったところで、山中貞則総務が、KSD問題はきちんと出るところに出て、真相を究明しないと、自民党そのものが不信感をもたれることになる。これではいかん、ときつーく一発。それから法案説明が、経済産業部会、国土交通部会と続く。かならず、一言あるのが山中総務。さて、次だ、と立ち上がったら、国土交通省からニアミスの一件の説明が緊急に割り込む。説明もおざなりで、真相究明するぞという意気込みもなく。なんで、この国は起きた事件を徹底的に調査し、次に役立てようとしないのか。米軍が、沖縄や横田の空域を変換しないのは、管制官を信用していないからだとというのが理由にあるという発言も総務から出る。
予定時間を三十分オーバーして、順番が回ってきた。練習通り、次官級の地球環境審議官を...、とやって、ご審議のほどお願いします、で着席。総務会長が、何かご発言は、と見渡すが、質問なし。よしっ、と思ったところで、山中総務。思わず緊張したが、ぼそぼそっと、アソウもコウノも孫はなかなか良いな。爆笑。思わず、最敬礼。村岡総務会長が、それでは、山中総務のおほめもありましたし、了承。ダッシュで羽田空港へ。

自民党の佐賀県連の青年局で講演。最も使われていない空港の代名詞のようになった佐賀空港を見られるかと思ったら、飛行機の便があわず、往復共に福岡空港。使いたくても使えない。
講演前の控え室で、ともかく中央がしっかりしないと、現場は参議院選挙を戦えない、とみなさんからお叱り。誠に、もっともで、ひたすら、党本部を代表してお詫び。
有明海ののりの問題が深刻化していて、漁協の青年部ともお目にかかる。
とにかくきちんと調査をして、必要な対策は、きちんとやるしかない。必要なら、諫早湾の水門を開けて様子をみる。
これは、政争やパフォーマンスの道具にはしていただきたくない、と強い調子で、ご意見があった。
懇親会は、佐賀の地酒を飲む会。酒の飲めない僕には、猫に小判。



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