2000年9月13日号

2000.09.13

民主党の枝野代議士と雑誌の対談。
自民、民主の若手の距離の近さを再認識した。
安全保障について、集団的自衛権を明確にするために改憲すべきという私と、今のままでもそう読める、法制局長官を政治家にして、解釈を変えるべき、という枝野代議士の差はあるが、安全保障は、超党派できっちりやろうというところは一致。社民党の辻元さんをおたかさんの呪縛から解き放って、安全保障で同じ土俵に乗せるようがんばろうと誓い合う?
安保はみんないっしょでやって、経済で二大政党に分けようという私に対して、枝野さんは、経済政策では、若手の間にそんな差はない。むしろ対立軸は、夫婦別姓だ!えっ。びっくり。一本背負いに備えていたら、センターサークルからロングシュートが飛んできたという感じ。
要するに、経済政策は、小さい政府、グローバルスタンダードというところにまとまりつつあり、二大政党にするためには、夫婦別姓に代表されるような社会的価値観で分かれる、つまり、この問題をどう考えるかで、リベラルか、保守かがわかるという。
私は、将来的には移民政策が、夫婦別姓より大きな問題になると思うし、経済政策もそう簡単にまとまるとは思えないが、枝野代議士のような発想が私にはなかった。脱帽。
そういえば、朝、社民党の福島瑞穂参議院議員と民法改正の話をしていたばかりだった。
ちなみに私は、夫婦別姓に関しては、かつて野中さんが提唱した戸籍上は現行どおりだが、通称を戸籍にも記載し、パスポートや免許証までを含め通称使用を認める、という案に賛成です。



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