2000年8月2日号

2000.08.02

自民党の環境部会、フロン小委員会。NGOのフロンネットを入れての会合。自工会、自販連などからのプレゼン。いくつかの問題あり。一つは、新車に使われているフロンの総量のどれだけが回収されたか、ではなく、役所が使うきわめて恣意的な回収可能量なるものに対してどの程度回収されたかという数字になっている。これは、役所に責任がある。
二つ目は、オゾン破壊に関連する特定フロンにのみ的を絞り、温暖化に影響が大きい代替フロンの回収の視点が落ちている。三つめは、自動車のリサイクルの中でフロンも位置づけるという考え方だが、そんなスピードでは特定フロンはみな空気中に逃げてしまう。
山本小委員長から、通常国会への議員立法を目指す旨の宣言あり。
外交部会。条約、協定が今後上程されるが、立法府として、先の通常国会のような政府答弁、なにを聞いても仮定のことはわかりません、という答弁をされ、外交の議論が何も進まないなかで、政府が締結した条約の審議だけはやってくれというのは、立法府の一員として、受け入れられない。外交部会の審議の前提が、先の通常国会の質問に対する回答であると申し上げる。久間代議士から、与党として、そこは少し考えてやらんと、という御発言があったが、現状は、その限度を超えている。自民党が野党になったときに、今のような政府答弁をされていたのでは、何も議論にならないことになるわけで、その時に、負け犬が遠吠えをしてもどうにもならない。今、与党であるうちに、外交の議論に関するきっちりとしたルールをつくっておくことが何よりも大切だ。政府答弁の内容が受け入れられるかどうかは、自分を野党の身に置き換えて、議論になるかどうかで判断すべき。こんなことを続けていけば、外務官僚が舌を出すだけだ。



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