ひんきゅうしこう 2000年7月13日号
2000.07.13
宮中にて、ひんきゅうしこう。すみません、漢字が出ない。早く言えば、お通夜。皇族、旧皇族、御親族、御縁故者、国会議員、認証官等、宮内庁関係者、特別詮議者が、交代で、ひんきゅうで、くらがりのなかに40分座っているというもの。山口泰明代議士と朝九時からの第一組。
以下、宮内庁よりのご案内、原文のまま。
ひんきゅうしこう次第。
当日、ひんきゅうを装飾する。
時刻、しこうの諸員が宮殿石橋の間に参集する。
時刻、皇族、旧皇族及びご親族が皇族休所に参集される。
次に、諸員がひんきゅうに入り、拝礼の上、着席する。
次に、皇族、旧皇族及びご親族がひんきゅうに入られ、御拝礼の上、着席される。
次に、ひんきゅうの照明を消灯する。
次に、ひんきゅうの照明を点灯する。
次に、皇族、旧皇族及びご親族が御拝礼の上、退席され、桂の間に入られる。
次に、諸員が拝礼の上、退席し、春秋の間に入る。
次に、お茶を供する。
次に、諸員が退出する。
服装はモーニングコートに黒ネクタイ、喪章着用
ひんきゅうの内陣にぼんぼりのようなものが点いているので、漆黒の闇ではありませんが、かろうじて隣に座っている人の顔が分かる程度の暗闇で、静かに40分座っているというものです。最後のお茶を供するというのは、まず、オレンジジュースが出され、つぎにジュースのおかわり、紅茶が出て、紅茶のおかわり、最後に日本茶が出て、それのおかわり。それとあわせて、和菓子が二種類、サンドイッチ、小さい洋菓子が三種類。これを十分ぐらいで、お腹に入れると、けっこうおなかががぼがぼになります。
7月25日が本葬です。
来年4月から始まるアレルギー物質を含む食品の表示の対象物質が決まる。あわび、イカ、いくら、えび、オレンジ、かに、キウイフルーツ、牛肉、牛乳、くるみ、小麦、さけ、さば、そば、大豆、卵、チーズ、鶏肉、ピーナッツ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご。呼吸困難、意識障害、血圧低下といったアナフィラキシーショックを、過去二年間に四回引き起こした実績のある食品が、対象。容器包装された加工食品に表示をすることになる。
さらに、厚生省も、遺伝子組換え食品に関して、農水省と同じ表示ルールを適用することを決める。岸田代議士と、今後、アジア各国に日本のルールを準用していくように働きかけをしながら、日本のルールを国際標準にしていくことを考えていきたい。