2000年3月8日号
2000.03.09
山本一太外務政務次官(参議院議員)が、当面、衆議院への転出は考えていないから、と強調していました。
ごまめの歯ぎしりに、ちゃんとそう書いておいてくれとのことですので。(政務次官、これでいいですか?)
自民党環境部会、フロン小委員会を創設、部会長が小委員会を兼任。
そして、なんと、最初から自民党議員に環境庁、NGOの三者で法案作りに入る。
自民党も変わりつつある(一部では)。
環境庁が作った法案を自民党案とするのではなく、議員とNGOできちんと法案をつくるということを部会長が確認。
ただ5000以上ある解体業者の実態をどこの省庁もつかんでいない。
これがネックになりそうだ。
一方、循環社会法、完全にデッドロックに。
与党議員同士が同じ小選挙区で戦うために、この法案が選挙戦の材料にされている。
太郎塾ではこれ以上、この問題に影響を及ぼすことができないので、プロジェクトは
中締め。
環境省になってからの廃掃法改正のための作業に入る。
アメリカの外交問題評議会のマイケル・グリーン来日。
もう十年以上の付き合いになるが、バグパイプの名手。今度CDを出す。
思いやり予算の件で意見交換。
やはり、アメリカの議会、特に下院は、削減には猛反発する。
もうロジックの問題ではなく、感情的なリアクション。
NMDの大規模なカンファレンスに出てきたばかりということで、それについても、意見交換。
イランの核開発に懸念。
勲章改革。僕は勲章改革大賛成。
等級を廃止すること、国会議員と官僚の叙勲をやめるべき。
国のために働くのが仕事なんだから、仕事やって勲章もらうのはおかしくないか。
役所推薦ではなく、もっと客観的にやるべきだし、年齢を要件にすべきではない。
しかし、自民党一回生のなかには、改革反対派もいる。
なんとなく役所の思惑が見え隠れしているような。
年寄りに引導を渡すのに、勲章が必要だとかいう奇妙な論理を展開する。
そんな自浄作用のない組織はつぶれるだけだからほっとけばいい。
外務省のリーク問題。
北朝鮮への米支援問題、読売が書いた時点で、幹事長や政調会長も知らなかったらしい。
中山外交調査会長も新聞で知った。既成事実化する意図的なリークだ。
今日も、読売にODAの評価体制に関するすっぱ抜きが出ている。
全く情報管理ができていない。
外交機密の公開はやらないかわりに、世論操作のリークは一生懸命。