99年12月1日号
1999.12.01
バーチャル総裁選挙の候補者による討論会。
五人の候補者(安倍、石原、河野、塩崎、高市)の日程調整の結果、11月30日の午後11時から12月1日の朝1時過ぎまでの二時間になった。
うーん、討論会と言うよりも、....。
質問の設定が、世界の中の日
本とか、日本の政治の有るべき姿とか大きすぎて、議論にならなかった。
座談会というと言い過ぎか。
エネルギー問題とかでしかけるが、対立軸が浮き出ない。
沖縄の米軍基地の移転先の期限を切るべきかとか、国連への拠出金を減額すべきかとか、地方交付税のをどうすべきか、といった具体的なテーマならば、もっと議論が活発化しただろう。
まあ、一回目だから実験ということで。
高レベル放射性廃棄物プロジェクトチーム。
耳元でエネ庁の役人が、ご承認を、ご承認をとささやくなか、森英介主査が、河野太郎をかばってくれて、取りまとめが一日延期。
森さんに次の朝呼ばれ、どうするんだと聞かれるので、廃棄物の処理の問題として考えると、処理場を作らねばならないのは事実だ。
しかし、この処理場はうまくいっても三十年計画で、下手すれば、もっともっとかかる。
処理場を作る作業を全力でやるのと同時に、出てくる廃棄物の減量は絶対に必要だ。
この場合、地層処分の場所の選定にめどが立つまで、廃棄物を増やすことを遅らせるべき、つまり、処分場の選定の進行状況を見ながら、20基増設の計画を見直すという文言が入ることが絶対に必要で、処理場は必要、だけど廃棄物の量は言わないというものには賛成しない。
森さんは、君の論理は分かる。採決の前に演説させるから、意見を述べよ。
部会は全員一致が原則だが、今回は、君の反対はやむをえない。と救ってくれた。
会合で、その旨を述べ、反対する。
一対その他全員で、取りまとめ案は政調審議会へとあげられることになった。
介護保険に関し、石原代議士率いる自民若手と厚生大臣の会合。
まったく平行線。なぜ、保険料を徴収するかどうかを自治体に決めさせないのか。
なぜなら混乱が起きるから。これでは、話にならない。
内閣部会正副部会長会議。ちなみに私は内閣部会副部会長です。
会計検査院が機能しているのか。再来年の予算に向け、部会で検討していくことに。
政府広報のあり方、効果について、要検討。
恩給欠格者、戦後強制抑留者、引揚者に対する事業の助成予算。
情報衛星の導入に関する予算、これは来年度総理府予算112億円。
恩給費予算1兆3518億円。
アイヌ文化関連施策3.6億円。