99年2月19日号

1999.02.20

自民党内の遺伝子組換え食品の表示問題に関する勉強会が一歩進んで遺伝子組換え食品の表示を実現する議員連盟になることになった。
なんか泥の中をほふく前進しているようだが、進んでいることは進んでいる。
小泉純一郎代議士が全面的に賛同してくれることになり、議員連盟の呼びかけ人代表をお願いすることになった。
厚生大臣当時、厚生省に表示をする前提で動けと強く指示されたそうだ。
ところが、厚生省はこの大臣の指示を大臣が替わるまで握り潰した。
やりそうなことだ。

ダイオキシンに関する議員連盟もできる。
それを見越してか民主党と公明党が対策を盛り込んだ法案を作成。
問題は数値規制をどちらも1ピコにしているところ。
現状では魚など、これは達成できない。
WHOも当面1ピコ、究極的には4ピコという立場らしい。
ただ、野党が1ピコと言っていて、与党が4ピコというのは、後退したように見えるから困ったと頭抱えている人もいる。
当面4ピコ、究極的には1ピコをめざすというのが妥当なのだろう。
PRTR法案、これも問題あり。
これは政府側で例によって通産省と環境庁が折り合わない。
政治が主導権をとらないといけないのだが、分かっているのが何人いるか。

本会議前の国対控え室に古屋代議士の地元から自然薯をすったものと麦飯がとどく。
うまい。本会議のベルなっているのにまだ食べているのもいる。
竹下さんも食べていた。JA埼玉のほうれんそうもあった。
近々、サッチーの同僚になるのかな、なんていう話をしていたら、先輩がきて、君たちはただの同僚ではなく、同期生になるんだよ。
サッチー対真紀子の対決がみたいという人もいたが、対決って、まさかけんかするわけじゃなし、何の対決だろ。

本会議での予算案採決。
討論に立った海江田代議士、「今回の予算はいつもと違い梅の花が咲く前のつぼみの季節に....」なんて調子で演説を始めたはいいが、途中で、原稿が多すぎて、時間内に読み切れそうもないということに気がつく。
そっからさきは息継ぎもせず、顔を真っ赤にして、ひたすら超早口で読み上げる。
何を言っているかなんて、もうまったくわからない。場内大爆笑。
それでも本人、歯を食いしばって読む読む。
梅の花どうした、とか、血管切れるぞ、なんてやじられまくるが、原稿から顔を上げるまもなく、読む。
民主党の同僚からもあきれたぞとやじがとぶ。おつかれさま。
予算案、衆議院通過。

アンケート多数ご回答頂き、ありがとうございました。
とりあえず、このへんで受付終了とします。
予想をはるかに越えるご回答をいただきましたので、集計にちょっと手間取りそうです。
そのため、最近、メールへのお返事が遅れ気味です。お許し下さい。



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