99年1月23日号
1999.01.24
あけましておめでとうございます。
通常国会も始まっておりますが、「ごまめの歯ぎしり」の発行およびメールへの返信が
滞っております。お許し下さい。
実は、昨年の十一月、地元平塚市で、現職県議が入札妨害およびあっせん収賄で逮捕、議員辞職と言う事件が起きました。
県議三人のうち、二人が逮捕されてしまい、大騒ぎでした。
うち一名が自民党の現職だったもので、自民党平塚支部としては、新たな候補者を擁立せねばならなくなりました。
私が、事件後、支部長代行に就任し、候補者の選定を一任されることになりました。
昨年十二月から、この二十日まで、ねじりはちまきでうなりながら、候補者の選定とそのための根回し、足回し、皿回しで苦しんでおりました。
大体こういうものは夜、それも深夜と決まっておりましたので、パソコンに向かう時間が取れず、報告もできず、失礼しました。
ようやく候補者が決定しました。
うーん、なんか便秘のあとの....。すっきりしました。
候補者は、森 正明、37才。
事件の後だけに、新しく、フレッシュで、斬新で、クリーンで、若く、やる気のあって、行動力抜群の人間を探せと言うのが条件で、そのとおりの候補者を探したら、「こんなの誰も知らないじゃないか」と怒られ。
そりゃ、誰もが知っている人だったら、新しく、フレッシュで、斬新にならないって。
「こいつは、自民党にこれまでどんな貢献をしてきたんだ。」という質問もあり、「これまでの貢献じゃなくて、これからどう貢献できるかでしょ」(だからいつまでも中曽根大勲位が比例の一番になっちまうんだよ。)
これまでの路線を換えること、これまでの考えを変えてもらうことの大変さを実感した一ヶ月です。
我ながら、よく突っ張ったと、自分をほめてあげたい気分です。
これで、負けたら、きっと、ほらみろ、と言われるんだろうな。