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茅ヶ崎市の書かない窓口
2024.01.29
茅ヶ崎市は1月30日に、神奈川県で初めてデジタル庁の「自治体窓口DX SaaS」を活用して「書かない窓口」を開始します。
デジタル庁の提供する「自治体窓口DX SaaS」とは、自治体の窓口で来庁者の手続きを簡単に行えるようにするパッケージシステムを複数提供し、その中からそれぞれの自治体が自分たちに一番あったシステムを選べる仕組みです。
このサービスを活用することで、自治体は仕様設計や機器の調達にかかる時間を節約し、市民と職員に優しい業務の流れを構築することができます。
書かない窓口では、来庁者は申請書を記載する必要がありません。
職員が「書かない窓口システム」の情報連携を活用して、来庁者と一緒に必要事項を確認しながら手続きを完了させていきます。
例えば夫婦、祖父、子供三人の六人家族が茅ヶ崎市に引越すために手続をする時のこれまでの記入回数とこれからの記入回数を比較すると
住民届
氏名 8回が1回に
続柄 6回が0回に
生年月日 6回が0回に
小児医療証/児童手当認定
氏名 5回が1回に
続柄 3回が0回に
生年月日 5回が0回に
後期高齢者医療保険
氏名 3回が1回に
続柄 2回が1回に
生年月日 2回が0回に
合計 40回が4回に
今年度中(3月末まで)に17の自治体が「書かない窓口」を導入します。
来年度(4月から)の導入を目指す自治体には、導入のためのアドバイザーも派遣します。