臨時代理

2023.11.26

閣僚が海外に出張するときは、その閣僚が日本を離れる瞬間から日本に帰国するまでの間、他の閣僚の一人が臨時代理(事務代理)を務めます。

閣僚の海外出張は、その都度、直前の閣議でお認めいただくのですが、その際に、総理が代理を務める閣僚を指名します。

今回、海外出張する新藤義孝経済財政担当大臣の代理を務めました。

代理に指名された閣僚には、その旨の辞令が総理大臣の名前で出ます。

また、出張した閣僚が帰国すると代理を免ずる旨の辞令が出ます。

今回は、総理大臣も海外出張中だったので、総理の臨時代理を務める官房長官からの辞令になりました。

私は外務大臣を務めた770日間に、59回、290日海外出張しました。

そのほとんどで、当時の菅官房長官が代理を務めてくれましたが、59x2枚の辞令をもらったのでしょうか。

私が出張するときは、代理を務める閣僚に、留守中よろしくお願いしますと挨拶して、なにかお土産を買ってきます。

G20でインドのベンガルールに出張した時は、コーヒーの産地ということでコーヒーを買ってきました。

総理大臣が海外出張をする場合の臨時代理は、あらかじめ閣僚の中で順位が決まっています。

現在は、松野官房長官、高市国務大臣、鈴木財務大臣、河野国務大臣、新藤国務大臣の順番になっています。



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